料理教室への想いを肩書に込めました
【大阪福島】心がラクになる料理教室SUNROOM代表
レシピ案内人・整理収納アドバイザー 服部まどかです。
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きょうは、毎回の自己紹介にも使っている「レシピ案内人」という肩書についてです。どうしてこの肩書にしようと思ったのか、いろいろと考えてたどり着いた肩書きの由来について書いてみます☆
肩書き、どうしよう??
ホームページを作った時に意外と悩んだのが、「肩書きを何にしようか」という点でした。
料理教室をしているから料理研究家?料理家?
いやいや、しっくりこない。
料理研究家とか料理家って、アシスタントやお弟子さんをたくさん引き連れてテレビなどで料理番組に出演しているようなイメージがあって。
ちょっと違うな、と。
たとえば、手元にあるこちらの本
阿古真理著「ラクしておいしい令和のごはん革命」
この本に載っていて、名前を聞いたことのある人たちを例にしてみても、
山本ゆりさん 料理コラムニスト
SHIORIさん 料理家
志麻さん 伝説の家政婦
平野レミさん 料理愛好家
リュウジさん 料理のお兄さん
などなど。
実にバラバラで、統一されていない。
料理研究会、料理家というのは、資格ではないので自ら決めて名乗るしかないのです。
ブログ出身、はたまたYouTube、Twitter、Instagramなど、どのメディアを主戦場としているか、どういう風な見せ方をしていくのかによっていろいろな名乗りのパターンがありますね。
結論から申し上げますとわたくしの場合、「レシピ案内人」と名乗らせて頂いています。
ここに至るまでに考えたことについて、また、この肩書に込めた想いなどについて書いていきますね。
レシピを探すときに迷うこと
目分量で作ることができそうもないメニューを作りたいとき、あなたならどうしますか?
まずは、キーワードなどでレシピ検索すると思うんです。
本を出版するという方法以外にも、色々な方が、色々な方法でレシピを発表できるようになった昨今。これまで以上にいろいろなレシピがあふれていて、検索しようにも候補がたくさんあり過ぎてどれを選んだらよいのか迷ってしまう、ということありますよね。
さらに、あるレシピにたどり着いても、それが面倒だったり細かすぎたりした場合は…
時間に余裕があったり、お財布に余裕がある場合は、書いてあるレシピ通りに作ることがあるかもしれません。
しかし、たいていの場合は時間がなかったり、一読してめんどくさいと思ったり、材料が近所に売ってなかったり。レシピ通り作らず、自分でいきなりアレンジしようとする人のなんと多いことか!
→これ、けなしている訳ではありません。レシピを前にしたときの当たり前の反応だと思うんです。
また、仮にレシピどおり作ってみても、「あれ、いまいち」「なんか思ってたのと違う」ということがあります。つまり、好みに合わない、自分の舌に合わないレシピを選んでしまう場合もあるわけです。
作る前にレシピだけ見て、この点に気付けるようになればよいのですが…
このように、ある料理を作ろうとして、レシピ検索した場合、3つの迷いが生じる。
まとめると、
・1つめ:どのレシピを選択するのかという迷い
・2つめ:レシピ通り作るかどうかという迷い
・3つめ:好みに合わなかったレシピをどうやったらおいしくできるのかという迷い
「私のレシピどおり作って」ということのむなしさ
このように見てくると、ある自信作のレシピを提示することにある種のむなしさを感じるわけです。
まず、見出しや使う単語によって私のレシピが選ばれないかもしれない。☆彡とか♪入ってるだけで読む気がしなくなるレシピも時にはありますよね(笑)
さらに、選ばれたとしてもレシピどおり作られることは少ないし、(そもそも私の手元にある玉ねぎと読者の手元にある玉ねぎは完全に一緒ではない、だからレシピどおりで同じ味になるほうが難しいというもの)
加えて、甘さ控えめ、優しい味が良いと思って出したレシピが「味が足りない」と思われることもあるわけで。
こうしてみてくると味覚というものは本当に個人的なもので、本当にその人の舌に合う料理は当人しか作ることができないのではないか
とすら思います。
色々なことが多様化して、選択肢も数えきれないほどある現代社会。
万人受けするレシピを作るのは無理といえるかもしれません。
「レシピ案内人」という肩書きに込めた想い
以上を踏まえて、料理教室を開催している私ができることは何だろう、と考えました。
そこでたどり着いたのが、
「色々なレシピの選択肢をご案内して、好みの味と作り方を見つけるお手伝いをすることで皆様のお悩みに応えることができるのではないか」
という考えです。
そう、レシピとはあくまでも目安なんです。
ある作り方の一例(=レシピ)を踏まえて、自分が良いと思う味なり、方法なりを加味して繰り返し作ることで我が家の味になっていくのだと思います。
もう少し具体的に言うと、
例えばハンバーグ。
ハンバーグの作り方には、フライパンで焼く方法もあるし、フライパンで焼いてからオーブンに入れる用法もあるし、オーブンのみで仕上げる方法もある。
それぞれの選択肢のメリット、デメリットと味の違いをご案内しながら、好みの味と作り方を見つけるお手伝いをすることが一番私がお役に立てる方法なのではないか、と。
とはいえ、たたき台としての「レシピ」があり、それを作ってみなければ経験値も上がらないし、自分の好みとはちがう味に疑問を持つこともないですよね。
SUNROOMでご紹介しているのは、全て私のオリジナルレシピです。
私がレシピを考える際に頭にあるのは、
・疲れる前に完成する料理であること
・繰り返し作っても飽きないもの
・手順をできるだけ合理化して、短時間で完成するように工夫したもの
・身近にある、経済的な素材を使うこと
・旬のものからメニューを組み立てること
・わくわくしながら作れること
などです。
これらを頭に置いて作ったオリジナルレシピをたたき台にしながら、
・もっと甘みを出したいときはこれをこのくらい入れたらいいよ
・こうしたらもう少し時短になるけど、洗い物は増えるよ
などというように、生徒さんの要望に応じて色々な選択肢を示していけるきょうしつでありたいとおもっています。
以上、なぜ「レシピ案内人」という肩書を名乗ることにしたのか、という話でした。
最後までお付き合いくださりありがとうございました。
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