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家事分担 料理をラクにするコツ

料理の文法をお届けしたいのはこんなことにお困りの方!

【大阪福島】心がラクになる料理教室SUNROOM代表

レシピ案内人・整理収納アドバイザー
服部まどかです。

始めましての方はこちらをご覧ください
https://www.sunroomcooking.com/

今回は、私が公務員だったころ(省庁事務官時代)に考え、その後整理した
「料理の文法」について

こんな人にお届けしたいな♡という点について書いていきますね。

料理といっても幅広い

お料理といっても、本当に様々なジャンルがあります。

お店で頂く美しい懐石料理、各国料理。

そして、「おうちごはん」「家庭料理」にもいろいろあって、

お店のように手間暇かけて盛り付けも完璧に…というもの、カフェ風のおしゃれなワンプレートもの。

しかし、私がご提案するのは、
もっと実用的な毎日のご飯です。

毎日、時間がなくてもしんどくてもとにかく家族に食べさせるために作るごはん。
たまのイベントや人を招くために作るごはんではなく、毎日のご飯です。

勤め人時代、ワンオペで子育てとごはんの支度をしてきてつくづく思うのが、
ご飯の支度と片付け時間をコントロールできるようになれば、家事のしんどさが軽減する
ということ。

ここから、働くお母さんたちのしんどさを軽減する技を共有したいという想いが生まれて、料理教室を始め、整理収納アドバイザー1級の資格も取りました。

前職では、週末の買い出しと仕込み、つくりおき、そして平日できなかった片付けに週末を費やし、全然休んだ気がしなくて疲れもたまる一方だったのです。

以前の私と同じような状況でお疲れの方、たくさんいるのではないでしょうか⁈

なぜ、毎日のご飯で悩むのか

毎日のように台所に立つ人でさえ、苦痛を全く感じない人って少ないと思います。

なぜ悩みは尽きないのか。

一つめの悩みは、時間がない、時間に追われて作るからだと思います。
(私の勤め人時代のタイムスケジュールはこちらをご覧ください)
https://sunroomcooking.com/easycookingtips/743/

どんなに料理が好きな人でも、時間に追われて料理するのと制限時間なく好きな時間に、好きな時間をかけて作るのとでは全くストレスレベルが違います。

例えば、付き合い始めの彼に手間暇かけておもてなしご飯をワクワクしながら作るのと、19時に帰ってきて30分以内に4人分のご飯作らなきゃ!という状況を比べてみてください。後者の方が圧倒的に疲れるのが想像できますね(笑)

○○分以内に作る、しかも疲れている状況で!となると、なお一層疲れます。
子育て中だとここに子供の「相手して~」「ママ、ママ!」というのが加わりますから(嬉しいんですけどね♡)時間がないことに加え自分のペースを乱されてなお料理に時間がかかりがち(泣)

二つ目の悩みとして、献立が決まらないということ。

冷凍食品でおなじみのニチレイのサイトによると、
働く主婦の方を対象としたアンケートでも、「献立を考えること」が家事の中で一番大変という結果が出ていて、それはこの30年間変わっていない
のだそうです!

https://www.nichireifoods.co.jp/media/16834/

この30年といえば、小林カツ代さんの登場あたりからの時短料理の流れが盛んになった時期と重なります。

これだけ色々な人が、色々なレシピや方法を提案して何十年も経っているのに

献立の悩みは尽きない。それほど、多くの人が決定的な解決法がないままに悩んでいるということなんです。

三つ目の悩みとしては、いやでも毎日作ることではないかと思います。

気が向いたときにご飯を作るのと、疲れていても、気が進まなくても作らなければならないごはんというのは全く違います。
楽しいから料理するのか、楽しくなくても料理しなくてはならないのか。
楽しくて作るのは趣味、楽しくなくても作るのは仕事といえるかもしれません。

本当に嫌なら作らない日を設けることが息切れ防止にはお勧めなのですが、
とにかく、毎日毎日~というのが疲れます。
きのうの残り物もなんとかしないといけないし、それだけじゃ足りないから今日も何か作らないといけないし。
単発でご飯を作るのではなく、連続して毎日つくること。
これが、疲れるんですよね…

こんなお悩みをもつ人にお届けしたい

「なぜ毎日のご飯作りはしんどいのか」

まとめると、
・時間に追われて作ること
・献立が決まらないこと
・毎日つくること

ということになります。

だから、私がご提案する料理の文法は、

「時間がない人が献立に悩まず毎日ご飯作りを続けるために」

使っていただきたいと思います。

料理の文法を学べば、毎日レシピ検索したり献立に悩むことなく、
自分の頭で考えてササっとご飯が作れるようになります

こんなお悩みを抱えている方、いませんか?
・毎日レシピ検索に時間を書けている人
・毎日台所に立つのが億劫な人
・時間がないけど毎日料理するのがストレスな人

具体的に言うと、
・育休中で、復帰に不安がある人
・フルタイムで働いている人
・ワンオペでとにかく時間がない人
・料理に苦手意識があり、レシピ検索なしでは作れない人

などなど。

こんな方が料理の文法を身に付けて料理への疲れや不満を軽減できれば、
・自分時間を増やして、疲れをリセットすることができます
子供に接する時間が増え、気持ちの余裕が生まれます
・料理が、苦行から工夫の楽しさを味わうものへ変わります

レッスンの5時間で、皆様の今後の笑顔の時間を増やすことができると思うと、本当にワクワクします♡

オンラインレッスン、マンツーマンで行う
「台所仕事から自由になる料理の文法レッスン」どうぞご期待くださいね♪

最後までお読みいただきありがとうございました☆彡


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料理をラクにするコツ

料理の文法を思いつくまでの話

【大阪福島】心がラクになる料理教室SUNROOM代表
レシピ案内人・整理収納アドバイザー 服部まどかです。

前回の投稿で、
【育休中の方のご参考に】公務員だったころのご飯作りと一日のタイムスケジュール
https://sunroomcooking.com/easycookingtips/743/
について書きました。

このように、ワンオペ共働きでご飯の支度にかけることのできる時間は、私の場合、頑張っても
朝の20分程度と帰宅後の20~30分

という状況でした。

あまり体力に自信のない私ですので、睡眠時間を削るのはいや。体調を崩して寝込む余裕がない!ということで
この時間内でやりくりする方法を選びました。

なにしろ、ご飯作りは毎日続くもの。
嫌でも疲れていても、楽しくてもとにかくほぼ毎日、しなければならない。
だったら、
・限られた時間内で効率を上げること
・無理なく続けられる方法を考えること

を追求していこうと思いました。

とにかくレシピ検索していました

忙しく時間のない毎日の中で、ご飯作りを続けるには?
・限られた時間内で効率を上げること
・無理なく続けられる方法を考えること

のため、通勤電車の中ではひたすらレシピ検索していましたね。
唯一の自分時間だった電車の中でひたすらスマホとにらめっこして、レシピをキーワード検索する毎日でした。

しかし、あるとき気付いたんです。
貴重な自由時間を使って検索にやたら時間をかける割に、
定番としてヘビロテできるレシピが一つもない!
ということに。

その理由を考えてみました。
検索して、おおっ!これは!
というレシピのページを保存しておき、家に帰って試そうとするのですが…

なかなか、レシピ通り作ることができませんでした。

というのも、疲れて、腹ぺこで帰ってきて、(昼休みを削って、保育園の迎え時間に間に合うように仕事をしていました。)なおかつ2人の子供がうるさい状況で、レシピ通り作る余裕がありませんでした。

もちろん、検索の段階で簡単、早くできるものを選んでいるのですが、自分が限界の状況の中で「スマホを見ながら、書いてあるとおりにつくる」
というのはなかなかできることではありません。
材料も微妙に違うものしかなかったり、簡単そうに見えながら実は手の離せない作業があって、そんなときに限って子供が「相手して~、これ読んで、○○して!」と突っ込んでくる(笑)ため中断ばかりでちっとも進まない…

要するに、
(頭に入っていないものを)レシピ通りに作るという作業が、19時からの晩ごはんづくりでは難しかったのだと思います。

また、味付けについても時短を謳ったレシピでは、やたらと
・顆粒だし
・鶏がらスープの素
・チューブにんにく
・チューブしょうが
・めんつゆ
・焼き肉のたれ

などなどが多いんです。
無添加、手作りにこだわっていたわけではないのですが、これらを使うレシピをみるとどうも、全部同じ味のような気がして((´;ω;`)ウゥゥ

素材の持ち味を活かしてというよりは、味付けで何とかするというスタンスが多すぎる気がしました。

夫や子供があまりにんにくを好まないこともあり、どうもチューブにんにくレシピは作る気がしませんでした。

時短料理の共通項に気付く

とにかくたくさんのレシピを検索するうち、時短を謳うレシピには共通項があることが分かってきました。

先に書いた、味付け面の共通点もそうですが、まとめてみると

・電子レンジを使って作るものが多い
・ポリ袋などを使い、洗い物を少なくする工夫をしてある
・ワンプレートごはんにする
・切りものはまとめて行う
・朝の仕込みと夜の仕上げで時間をずらすことで余裕を生み出す
・週末に食材を仕込み、使いまわす(作り置きではないです。まだ材料の段階で冷蔵庫に保存しておく)

などなど。

料理と歌の共通点⁈

最近しみじみ思ったのが、
和歌と料理って似てない?

ということ。
料理も和歌も、とにかくた~くさんあります。
無数のレシピがあり、無数の歌がある。

その中で、素材やお題って無数にあるわけではありません。
限られた素材を、限られた時間内で作品として形にする。

しかも、全く新しいやり方ってのはほぼなくて、すでに方法も出尽くしている。
本歌取りといって、すでに有名な方法を自分の作品に取り入れて新たに作る方法も歌と料理で共通している。

ほんと、和歌と料理は似ているな~と思います。

しかし、それぞれのレシピや和歌で決め手となるのは、
つくり手の思いや状況の違いが表れている

ところ。

その人オリジナルの考えや気持ち、状況が作品を分けるのです。

ならば、検索したレシピは自分の気持ちや状況と同じはずはない。

あくまでそれは素材であって、
自分流に、自分のご飯作りを取り巻く状況や家族の好みを取り入れてレシピをアレンジしてこそ我が家の定番として生き残る料理になっていく

=定番としてヘビロテされうるメニューになる

のだと思います。

検索レシピを定番に昇格させるには

検索レシピで共通点が見えてきた、ということを書きましたが、やっぱりあるレシピをよく見てみると、
・電子レンジを使って時短するところはいいんだけど、チューブにんにくは入れたくない
・電子レンジだと時間かかり過ぎるな。2人前ならよいかもしれないけど、4人分作るなら鍋の方が早くない?
・まとめて仕込みをするのは良いんだけど、予定変わった時レシピはどうするんだろう?

など、ひとつのレシピの中にも
自分に向いていて、これからも取り入れていきたい方法
自分に向いていないから、我が家の定番にはなりにくい方法

が混在していることが分かりました。
そして、ひとつでも「自分に合わない」方法があると、もうそのレシピは作る気がしない。となりがちなことにも気づきました。

でも、向いてない方法の含まれたレシピの中にも、取り入れたい技がある場合もあるんです。

だったら、
レシピをパーツごとに分けて、使えるところだけ組み合わせたらいいんじゃない?
ということに気付きました。

この方法なら、味付けも、作り方も、自分が好きなモノばかりなので定番として作り続けることができるし、
そうなれば、新たなレシピ検索に時間を費やさなくても良い!!

まとめ

このように、検索時代を経て
なぜ、検索したレシピは定番としてヘビロテできないのか

ということの答えが出たように思います。

やっぱり、自分の状況に合わせてアレンジしないとダメなんですよね。

次回は、試行錯誤をへて考えついた料理の文法について、もう少し詳しく書いていきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました☆彡

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料理をラクにするコツ

【育休中の方のご参考に】公務員だったころのご飯作りと一日のタイムスケジュール

【大阪福島】心がラクになる料理教室SUNROOM代表

レシピ案内人・整理収納アドバイザー 服部まどかです。

始めましての方はこちらをご覧ください
https://sunroomcooking.com/about/

今回は、前職時代のご飯作りについてです。
前職では国家公務員(省庁事務官ってやつです)をしていました。
母のように定年まで働くつもりで公務員になりましたが、夫が家事育児を全くしてくれず、実家も遠方で…挫折しました。
この辺りは、いずれまた記事にしますね。

今回はそのころのタイムスケジュール、特にごはんまわりの所要時間について書いていきたいと思います☆

ごはん以外にも、一日のタイムスケジュールなどについても書きますので、仕事復帰を控えた育休中の方のご参考になれば嬉しいです♪

ワンオペでした

公務員時代は、いわゆるワンオペでした。

今でもあまり変わっていませんが(泣)

夫は保育園の送り迎えもしてくれなし、ご飯も作ってくれないし、寝かしつけも保育園の持ち物チェックもしてくれない。休日の食糧買い出しにも付き合ってくれない。
洗濯、食器洗いもしかり。

夫の仕事が激務で、私がワンオペの間、仕事を頑張ってくれていたのであれば、まだ私も公務員を続けていたかもしれません。
でも、そうではなかった。

単に私より若干通勤時間が長くて、帰宅後や休日はゲーム、スマホ、YouTubeに時間を取りたいからワンオペになっていただけです(怒)

夫が激務のためにワンオペだったらどれだけ精神的にマシだったか…と思います。

とにかく、平日も休日も何もしてくれませんでした。

平日は保育園への送り迎えがあるため、早出もできないし残業もできない。
なので昼ご飯の時間を削って仕事してました。
時間があるときは、おにぎりを5分で食べる。そこから歯磨きして仕事。
10分で昼休憩を済ませて仕事してました。
その時間すら惜しいときは、ずっと仕事して腹ぺこで帰宅まで我慢していました。

たまに、お昼休みに夫に連絡事項があって電話しても大抵出ない。
「昼寝してたから出られなかった」とかいうのを聞いて、
「こっちは迎えのためにご飯すら食べてないのに何が昼寝だ!!」と
夫への殺意が沸いたものです。

ちなみに、公務員が暇だと思っている方…
決してそんなことはありません。
5時で帰れる人なんて、精神的に病んだあと仕事復帰して慣らし勤務みたいな位置づけの人だけです。
部署によってはホント、帰れなくて床で寝たりしてましたから。

一日のタイムスケジュール

平均的な(あんまり忙しくない)場合のタイムスケジュールです。
繁忙期でどうしても毎日残業しないと終わらない、というときは、親に無理を言って泊まり込んでもらっていた時期もありました。
また、土日出勤して(サービス出勤です((´;ω;`)ウゥゥ)何とかこなしていた時期もありました。
こんな時でも夫は買い出しも掃除も何もしてくれませんでした。

5:00       起床
5:00~6:00  洗濯機回しつつ自分の身支度、ご飯の仕込み、洗濯物を干す
6:00       子供を起こす
6:00~6:30  子供のご飯作り、登園準備
6:30~6:50  子供の着替え
6:50       子供2人連れて家を出る
7:00~7:20  開門とともに保育園に預け、ダッシュで駅へ
7:20~8:00  通勤
8:00~17:00 勤務時間
17:00~18:00ちょっと残業しつつ、迎えのため切り上げて帰る
18:00~18:50 通勤
18:50      保育園へ
19:00      帰宅
19:00~19:30 着替え、ご飯の支度
19:30~20:00 晩ごはん、そのあと動けない
20:00~20:40 お風呂
20:40~21:00 お風呂上がりの着替え、歯磨き
21:00~22:00 寝かしつけ
この後は、一緒に寝落ち、または起きれたら食器を洗っていました。
寝落ちの場合は翌朝の起床がはやくなります。

このころはホント、通勤途中の電車の中くらいしか自由時間がなかった気がします。
たいていすべてが終わって動けなくてボーっとしているころ夫が帰ってくるので、夫にはバタバタ具合が全く分かってもらえませんでした。
どこが大変なの?という感想しか持ってもらえませんでした。
またはお風呂中に帰ってきて、お風呂上りが大変なのに何も手伝ってくれず悠々と自分のご飯を食べているとか。
(私なんて、朝も夜も立ち食いだよ、と殺意が沸く毎日)

このころ、体は確実に疲れていたようで、年に2~3回、原因不明の熱が出て休んだりしていました。(大人になってから熱が出たことがほとんどなかったので、自分でも驚きでした)

幸いなことに、保育園が近かったこと、きょうだい同じ園に入れてもらえたので何とかこの綱渡りタイムスケジュールでもこなせていました。
7時にならないと保育園の門が開かず、そこから二人の持ち物を置いて、タオル掛けやら連絡帳やら熱チェックをして預け、走って駅まで行かないと電車に間に合わない。もう、保育園に預けて電車に乗った時点でかなり疲れた状態でしたね。

ご飯づくりの所要時間

上のタイムスケジュールの中からご飯作りにかけられるところを抜き出してみますと

5:00~6:00  洗濯機回しつつ自分の身支度、ご飯の仕込み
6:00~6:30  子供のご飯作り、登園準備
19:00~19:30着替え、ご飯の支度

このあたりだけです。

家に帰ってからは、とにかく早く寝かせるためにご飯作りの時間は1分でも短く。という毎日でした。

ちなみに保育園のすぐそばにスーパーがあり、どうしても疲れて無理…なときは立ち寄ってお惣菜を買って帰ることもありました。
でも、園の荷物と私のカバンで手はふさがっているし、子供たちはスーパー内で一瞬にしていなくなり探すのが苦労するし、お菓子をねだられて疲れるし(たいてい、おまけ付きの妙に高いお菓子をねだられたものです。おまけついてないものなら、割と買ってあげていました)
結局、スーパーでいろいろ苦労するくらいなら家で作ったほうが疲れないし時短だという結論になりました。

夫が帰りにお惣菜を買ってきてくれたら一番ラクだったと思いますが、子供のご飯時間には間に合わず、8時ころ(私たちがお風呂に入っている時間帯)に帰宅することが多かったので、この方法はほとんど使ったことがありませんでした。


まとめ

このように、ワンオペ共働きでご飯の支度にかけることのできる時間は、頑張っても
朝の20分程度と帰宅後の20~30分

しかありませんでした。

この限られた時間の中で、何とかご飯を作って子供に食べさせなければならない。

睡眠時間を削るという最終手段もありますが、私はあまり体力に自信がなく、上記タイムスケジュールでも熱で臥せっていたこともあるくらいでして…
とにかく、手持ち時間で何とかするしかありませんでした。

せっかく睡眠時間を削って作った料理を子供が食べてくれなかったり、こぼしてしまったりすることもあるわけです。
こんなことでイライラするより、短時間で作って子供と食事を楽しみたいと思っていました。
(この思いは今でも変わっていません)

このような経験から、私の「ご飯作りをいかに短く、ラクにするか」

という研究が始まったのでした。

(つづく)


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料理をラクにするコツ

【時間がない方へ】毎日レシピ検索しても理想のレシピに出会えないのはなぜか

【大阪福島】心がラクになる料理教室SUNROOM代表

レシピ案内人・整理収納アドバイザー 服部まどかです。

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きのう、「ごく最近料理を作り始めた」というお母さんとお話しする機会がありました。

その方が仰っていていちばん印象的だったのは、

「私、レシピ検索しないとごはん作れないんです。でも、料理を始めてびっくりしたのは…ベテラン主婦だと思っていた人たちも初心者の私と同じように、レシピ検索しないとご飯が作れないと言っていることなんです」

という話でした。

私も以前はいかに時短で作れるかということについて、毎日のようにレシピ検索してからご飯を作っていたので、その気持ちわかります…

今回は、時間がないけど毎日レシピ検索しちゃうという方に向けた記事を書いていきますね。

どうぞお付き合いください♡

「理想のレシピ」を求めて

・自分の方法より、もっと早く作れる方法があるのではないか?

・自分の方法より、もっと美味しく作れる方法があるのではないか?

でも、私が「そのレシピ」を知らないために(=検索でたどり着けないために)現状に甘んじている。

その「理想的なレシピ」がどこかにあるはずだ!

という思い込みから、やたらと検索に時間を費やしていたのです。

やたらレシピ検索が好きだった(せずにはいられなかった)あの頃は電車通勤だったので、電車の中では常にスマホでレシピ検索していました(汗)

しかし、その「理想的なレシピ」はスマホ検索に幾ら時間を費やしても見つからず、いろいろなレシピ本も読んでいますがいまだに、どこにも発見できていません。

なぜ、「理想のレシピ」を探しても決して見つからないのだろう??

【スマホを手にすると、レシピ検索だけで終わらない】

まず、毎日レシピ検索する習慣の良くない点として挙げられるのは、

一旦スマホを手にすると次々違う記事も見たくなってしまい、レシピ検索だけでは終わらず時間を無駄にする

ことです。気付くと30分も経っていたということありますよね~。

この30分があれば、検索せずに丁寧にご飯作れたじゃないか!!と落ち込むこともありました。

【無駄な買い物と残り物が増える】

毎日レシピ検索しないとご飯が作れないことの問題点2つめは、レシピどおり作ろうとするために無駄な買い物をしたり、逆に少しだけ余らせてしまったりすることです。

自分で作る場合は、基本的に材料を中途半端に余らせるくらいなら全部使っちゃえ!となりますね。(私だけ⁈)

ですのでもやし半袋分残ってます、などということにはならないわけです。

また、レシピに書いてあるからと言って買ってきた調味料、そのレシピ通り作るときしか使わないためいつの間にか消費期限切れてたということってありますよね…

使い慣れない、又は使いまわせないものを買って、余らせてしまうのはもったいないですね。

逆に、自分でレシピを見ずに作るごはんは、扱いになれていて、味の想像がつくモノしか入れずに作るため「一回しか使ったことのないスパイスを入れる」という状況にはなりません。

使用頻度の低い調味料の瓶で冷蔵庫がモノでいっぱいになってしまうの、いやですよね~((´;ω;`)ウゥゥ

【いつまで経ってもレシピが覚えられない】

自分で考えた味付け、自分で考えた調理手順というのは、忘れにくいものです。

(あるいは、その場で材料を見てパッと思い浮かぶのでほとんど考えていないからいちいち覚える必要はないとも言えます)

しかし、「誰かが考えたレシピ」を丸覚えするのって難しい。

調味料の配合、手順などなど。

配合だけならメモにまとめて台所に貼っておけばよいと思いますが、例えばそのレシピ、これまで鍋で作っていたものが、「電子レンジ」を使って時短することがウリなため、ちょっと配合が違うかもしれません。

台所に貼るほどのお気に入り配合表は、自分が一番手慣れた方法のものにしましょう。。

【検索レシピが「正解」であるように感じてしまう】

レシピ通り作らないとおいしくできない。

逆に、レシピ通り作ってもおいしくない、これは自分が何か間違っているのだろうか

と不安になったりします。

これは、検索レシピが「正解」だという思い込みからきていると思います。

検索数No1だから美味しいはず、料理研究家○○さんのレシピだから美味しいはずという思い込み。

しかし、レシピ通り作っても素材の味も違うし、調理器具も違う。なので全く同じようにできるわけではありません。

これに対し自分で作れば、最終的には自分がおいしいと思う味に調節して仕上げるので、絶対美味しくなるはずなんです♡

まとめ

このように、誰かの作ったレシピ通りに作らないと気が済まない場合、

・検索に無駄な時間を費やす

・無駄な買い物と残り物が増える

・作り方や分量が身につかない

・自分の舌を信じられなくなる

といった弊害が考えられます。

レシピの存在を否定するようなことを書いているようにも見える今回のブログ。

しかし、そうではありません。
私も、レッスンの時には毎回レシピをお渡ししています。

ただ、それはあくまでたたき台。
参考程度にとどめてくださいね、ということが言いたいのです。

検索せずに作れることのメリット

逆に、検索せずに作れるようになれば、

・検索時間がなくなるため料理全体の所要時間が削減できる

・残り物が減って冷蔵庫がすっきり!

・作り方や分量が身につくため応用もできるようになり、レパートリーが増やしやすくなる

・自分の舌でチェックして味を決めるので、どんな料理でも美味しくなる

というメリットがあります。

たくさんのメリットがありますがレシピに頼らない料理で一番素晴らしいと思うのは

「料理の自由度があがること」なんです。

・手持ち食材で作れるようになります

・特売品の組み合わせで作れるようになれば、経済的です

・疲れ具合や手持ち時間に合わせて料理を調節できるようになるので、台所仕事のストレスが減ります。

こんな風にたくさんのメリットがある、検索しないで作る料理。

検索せずに作れるようになるレッスンを、オンラインレッスンの形で準備しております。

特に、仕事復帰を控えた育休中の方、仕事や子供のお世話で時間がない方にお勧めしたい内容でレッスンを組み立てておりますのでお楽しみに!

最後までお読みいただきありがとうございました☆彡

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