【レシピあり】煮物を作るときのコツ
【大阪福島】心がラクになる料理教室SUNROOM代表
レシピ案内人・整理収納アドバイザー 服部まどかです。
昨日の記事に続き、圧力鍋について書いていきます!
昨日の記事【圧力鍋初心者必見】圧力鍋のすすめ①はこちら。
煮物、煮込みだけではもったいない圧力鍋活用法について書いています。
https://sunroomcooking.com/easycookingtips/583/
圧力鍋調理では水分量コントロールがポイント
いきなり結論から言いますと、
圧力鍋を使いこなすには水分量コントロールが命です♪
というのも、圧力鍋調理では、圧力をかけるために鍋の中が密閉されていて、調理による水分量の蒸発が非常に少ない。
よって、通常の鍋の水加減で調理すると、たいていの場合、
水っぽい、びちゃびちゃした仕上がりになります(泣)
必要以上に水を入れてしまうとどうなるか。
せっかく圧力鍋を使って時短にしたつもりが、余分な水分を蒸発させるために加圧が終わってから蓋を取って煮詰めなければならなくなり、余計な時間がかかってしまいます。
これでは、せっかくの圧力鍋のメリットが少なくなってしまいますね(´;ω;`)ウゥゥ
かぼちゃの煮物レシピを例にして水分量を解説
よく、レシピで「調味料を加え、ひたひたの水を加えて中火にかける」
などという表記を目にします。
圧力鍋の煮物の場合、私は、極力水を控えて調理しています。
かぼちゃの煮物レシピを例にしてみましょう。
かぼちゃの煮物レシピ(圧力鍋の場合)
かぼちゃ 1/4個 (種を取り、一口大に
しょうゆ 大さじ1
みりん 大さじ2
作り方
①かぼちゃは皮を下にして圧力鍋に並べる。なるべく重ならないように置く
②調味料をまわしかけ、かぼちゃの半分より少し下まで水が来るように水を加える
③蓋をして加圧。加圧時間は、4分(きれいに形が残るが柔らかく煮えている)又は5分(煮崩れる直前)
面取りなど面倒なことをしなくても姿良く煮つけることができました!
水加減は、ひたひたよりかなり少なめにしております。
大根などと比べてかぼちゃは水分量の少ない野菜なので水を加えていますが、白菜、キャベツ、大根など水分が多いものは水を全く加えずに調理することもあります♪
ここで疑問。
落し蓋もせず、少ない煮汁でも味が回るんですか?
良い質問ですね(笑)
やっぱり、かぼちゃの上の方はあまり色がつきません。
でも大丈夫!!
【ポイント】
加圧が終わって蓋を開けられる状態になったらすぐにひと混ぜして上下をひっくり返すこと
これをすれば、粗熱が取れる頃には均一に煮汁の色がつきます。
煮物は冷えるとき味がしみこむといいますから、火を止め、圧力鍋のふたを取ってからひと混ぜしても、粗熱が取れていく段階で煮汁がしみこんでいくから間に合うのです。
圧力鍋を使ったかぼちゃの煮物、チャレンジしてみてくださいね。!
なお、レシピのところに書いたようにかぼちゃはなるべく重ならないように鍋に入れたいので、(多少重なっても大丈夫ですが…)我が家では煮物の時は割と大きめの圧力鍋(容量5.5ℓ)を使っています。
ただ、大は小を兼ねるというものではなく大きければその分重くなりますので、取り回しをする際の重さも考えて鍋を購入してくださいね。
圧力鍋シリーズ☆
次回は、少ない水分で調理するためのコツについて。素材自体に含まれる水分を引き出す工夫等について書く予定です。お楽しみに♪
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