実は時短だった祖母の味付け法
【大阪福島】心がラクになる料理教室SUNROOM代表
レシピ案内人・整理収納アドバイザー 服部まどかです。
SUNROOMの料理を表すキャッチコピーとして設定したのが、
「迷わない、悩まない、探さない」で作る料理
というものです。
時間がない人向けに、数々の時短料理や簡単料理が提唱されていますが、
それ以前の問題として、
・何を作ろうか迷ったりレシピ検索に費やす時間こそもったいない!
・献立や買い物のこと、味が決まらないことで悩まない
・買い置き食材のありかや調理道具を探す時間こそ無駄!
という思いから、このキャッチコピーに沿った料理をご提案して、
台所仕事を気の重いものからラクにできるものにチェンジしていきたいというのがSUNROOMのコンセプトです。
この方向性を決めた時、心にあったのが、料理上手だった祖母の姿でした。
祖母のこと、母のことについてはこちらの記事もご参照くださいね
⇒https://sunroomcooking.com/introduction/myself/
祖母は、料理上手のご多分に漏れず、調理中はとにかく手早くて、大さじ小さじというものはほとんど使っていませんでした。
(一応台所に大さじ、小さじ、計量カップがありました。ステンレス製で長持ちするせいか?いまだに実家に当時と同じものがあり現役です。)
計量は、
・砂糖壺の中に入っているさじを使う
・お玉で量る
・ひとたらし、ひとまわし、ひとつかみといった経験に頼った感覚
という感じでした。
かの小林カツ代さんも、
「お醤油ピャ~で大さじ1、ピャ~ピャ~で大さじ2」という名言を残されています
現在は大さじ、小さじなどで計量したうえで表された「レシピ」が広く出回っているので、「お醤油適当、砂糖適当」という表現が許されないですよね。
しかし、レシピというものはあくまでたたき台であり、(たたき台として表現しないと話が進まないというところの意味でのたたき台)本当はお醤油適当といったほうが正しいのかも、と思います。
だって、野菜の大きさは個体差があるし、季節によって水分量が違うし…
ですので個人的にレシピは「読んだとき、なんとなくの味を想像するための目安」という風に考えても良いと思っています。
ちょっと脱線しましたが、祖母の味付けから学ぶ「悩まない味付け」。
ここで需要なのは、とにかく「味見」です。
経験上でざっと調味料をいれ、ある程度火を通した段階で祖母は必ず味見をしていました。
そこで、「ちょっと塩気が足りない」とか「ちょっと肉の油が多くてしつこいのでしょうがを足してさっぱりさせよう」などと調整していました。
冷蔵庫にある者同士を組み合わせて作る家庭料理では、いつも同じ組み合わせが繰り返されるとは限りません。
残り物同士をリメイクで掛け合わせることだってあるし、「少し余っているこれを入れて使いきっちゃおう」ということだってあるし。
適当が難しいからレシピに頼るという考え方もありますが、まずは味見してみてください!
自分の舌に忠実に、足りないものを足していくほうが、どんなレシピよりも自分に合った味になります。
自分に合った味付けが一番おいしいのです。
しかし、「何か味が足りない」と言ってどんどん足していくばかりでは味が濃くなり、ドツボにハマります。
まずは「基本」の分量を体感として覚えて頂き、そこからは味見で微調整。
これが一番早く確実に調理するコツだと思います。
基本の分量については、SUNROOMのレッスン時にお伝えしておりますので、体感として覚えて、どんどん自分のものとして活用してくださいね。
基本の部分を覚えるまでは少し繰り返しが必要ですが、後はプラスαの味見でどんどんアレンジできます。
この段階になればいちいちレシピ検索しなくても良くなり、調理時間も短縮されて料理がラクになっていることを実感できると思いますよ!
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