心がラクになる料理教室

当店のテーマは
「心がラクになる料理教室」
料理が好きか嫌いかと聞かれたら
私の場合、もちろん好き
といえるけれど…
疲れているときもあるし
時間に追われて作るのが
しんどいときもある。
食べることは毎日のことで、
待ったなし、疲れていても
時間がなくても
作らなくては!
という義務感から
料理することもあります。
つまり、料理好きでも、
すべてのひとが毎回楽しく
料理しているとは
限らないわけです。
料理が好きでない方なら
なおさら追われて作るのは
しんどいですよね。
必要に迫られての料理が
少しでもラクに
かんたんに
なりますように。
その結果、
少しでも
楽しく料理できる
回数が増えますように
という思いで
レシピを考えております。
レシピに書いてないこと
先日のレッスンに
お越しくださった生徒様。
60代半ばの男性ですが、
ここ5年ほど家族のために
毎日料理をしているそう。
ちなみにそれ以前は
ほぼ、料理はしていなかった
とのことです。
この方がレッスン中
「いやいや、このやり方
便利ですけど、レシピに
書いてあるのをみたことが
ないですな」
とおっしゃいました。
そうそう、レシピにかいてないけど
知っていればスムーズに
料理できることって
たくさんあります。
「じゃあ、ていねいに
レシピに書いてよ」
と思われる方もいるかもしれない。
わたしも
すべてオリジナルレシピで
レッスンしているので
毎月何個も新しくレシピを
書いている立場ですが
やはり
「長すぎるレシピは
作る気がうせる」
という欠点があります。
レシピ本でも
SNS等で流れてくるレシピでも
短くないと作る気が起こらない
と判断されがちなのが
実情です。
いくらでもさがせば
無料でレシピに触れられる
今日この頃ですが
料理をラクに作れる人は
「料理を自分に寄せている」
人だと思うんです。
つまり
レシピを参考にしながらも
冷蔵庫にある素材に代えて
作ってみたり、
手持ち時間に応じて
ていねいな手順か
ささっと終わらせる
手順にするか。
自分で選べる人が
料理をもっと気軽な
ものにできて、
遊び心も入れて楽しめる
人だと思います。
人の言いなりになってつくるより
自分の好きなように
自由に作ったほうが
満足度が上がると思う。
どうせ毎日しなきゃならない
料理ならば、
自分流で楽しくやるのが
長続きするし
満足度が高い。
大人向けレッスンでは
色んな引き出しを用意して
その人の生活に合わせた
満足度の高いレッスンを
提供できるように
日々実験を重ねております。