レシピ検索から料理を始めていませんか?
【大阪福島】心がラクになる料理教室SUNROOM代表
レシピ案内人・整理収納アドバイザー 服部まどかです。
始めましての方はこちらをご覧ください
https://www.sunroomcooking.com/
前回の記事では、私の公務員時代のご飯作りに関する試行錯誤について書きました。
その試行錯誤と失敗をふまえて、育児休業中の人が復帰後、ご飯作りに関して少しでも楽になりますように…という内容のオンラインレッスンを始めるつもりです。
前回の記事はこちら
https://sunroomcooking.com/easycookingtips/731/
しみじみ思ったのは、
時短レシピは無数にあるが、その中から自分に合うレシピを掘り出すのに却って時間がかかってしまう。
レシピ検索する時間を「時短したい」
ということ。
ですので、オンラインレッスンを受けてくださればレシピ検索しなくてもご飯が作れる状態を目指したいと思います。
今回の記事は、レシピ検索しないで作ることのメリットについて書いていきたいと思います!
レシピ検索によるご飯作りの悪循環
一見便利に思える、キーワードによるレシピ検索。
しかし、毎回検索していては、検索時間そのものがバカになりません。
楽しいなら別ですが…
レシピ検索によるご飯作りの悪循環は、次のようなものです。
検索しないと作れない
↓
自分で考えない
↓
アレンジ、応用ができない
↓
言われた通り(レシピ通り)でないと作れない
↓
また検索して新しいレシピを探す
の繰り返しです。
いつまでたっても検索時間が減らないし、「もっと良い方法があるんじゃないか、もっと時短のレシピがあるんじゃないか」と探してばかりで、定番が見つからないのがこの方法の問題点かな、という風に思っています。
レシピ検索せずに作れるようになれば
対して、レシピ検索せずに毎日のご飯を作れるようになれば、次のようなことが起こります。
検索しないので、検索時間自体が時短になる
↓
冷蔵庫にあるものなど、手持ちの食材で作れるようになる
↓
中途半端に残る食材が減り、無駄が出なくなり経済的
↓
残り物を何とかしなきゃというストレスがなくなる
↓
気持ちに余裕ができる
↓
新しい料理や方法にチャレンジする余裕ができる
↓
ますますレパートリーが増え、手際も良くなる
↓
料理が楽しくなる
このように、最終的には料理が苦行から楽しいものに変わります!
嫌でも楽しくても毎日のようにしなければならない家事の代表が台所仕事。
どうせなら、楽しく、スムーズに、スマートにできればこんな素晴らしいことはないな、と思います。
検索せずに作るための第一歩
結論から申し上げますと料理の工程を分割して考えること
に、ヒントがあるという風に考えています。
料理ができる(=料理が好きである、苦痛に感じない、楽しい、得意である)ひとが頭の中で考えていることは、レシピ全体を丸覚えしようとするのではなく、全体の流れを部分に分けて、自分の知らないところ、できない所だけを身に付けようとする
このため、料理が不得意な人と比べて覚えるスピードや理解が早いわけです。
できること、できないことに分別して、できないこと、新しく知ることだけを覚える。
このため、料理の工程を分割して考えることができる人は新しいレシピや方法が頭に入り、身につくスピードが速いのでさらに料理が得意になります。
逆に、料理が苦手な人は料理工程を分割して考えず、全部逐一頭に入れようとするため容量オーバーとなり、余計頭に入らないという悪循環に陥ることになります。
料理工程の分割とは
具体的に考えてみますと、ほとんどの料理は次の8つの工程に分割できます。
1.メニューの決定
2.買い出し
3.切りもの
4.下味、下ごしらえ
5.火入れ(加熱)
6.仕上げの味付け
7.片付け
8.保存
なお、便宜上1~8までの番号を振っていますが、1から順に行うというべきというわけではありません。例えば2と1が逆になることもあります。
分割して考えることのメリット
料理工程を8つに分割して考えると、バラバラに見えていた無数のレシピを同じ物差しで比べることができるようになります。
すなわち、1~8の工程のどこで時短を図っているのか、気が付きやすくなります。
また、すでに当たり前のこととして自分の身についていることはスキップできるようになるので、新しいこと、身についていないことだけに注目できるようになります。
では、分割して考えることのメリットについて箇条書きで書いていきますね。
①時短するならここ、が分かりやすくなるから
②仕込みと仕上げ(1~4までと5以降)に分けることで、調理時間のコントロールがしやすくなり、時間貯金ができる
③例えば3,4などまとめて行うことで時短、効率化につながるポイントが分かりやすくなる
④レシピが覚えやすくなる
→例えば文章も、5.7.5に分けると頭に入りやすくなるように、まとまりごとに区切ると全体を区切らずに覚えるよりたやすくなります
⑤自分が苦手な工程/苦にならない工程/嫌いな工程がはっきりする
→料理が苦手と思っているあなた、実は料理が苦手なのではなくメニューの決定が嫌いなだけかもしれません。
⑥自分以外の人(=夫、子供など)と料理を分担して作業するとき、指示や情報共有がしやすくなるから
→ここまでやったから仕上げはよろしく、のように分担して料理するときに便利です
⑦全部まとめてではなく、分割すると自分の空き時間に合わせて作業できるようになるから
→例えば、下味をつけてから数日もつものなのか、下味をつけたらすぐ加熱しなければならないものなのか。個々の区別がつけば同時進行でまとめてできる作業も増え、効率がアップします。
朝、家を出る前に仕込んで置き残りは帰ってから、という方法が自然とできるようになります。
このように、料理工程を分割して考えることにはメリットがたくさん。
また、色々なレシピを分割して比べてみて、レシピに隠されたイチオシの工夫点を探してみてくださいね。
1~8の作業それぞれのポイントはまた改めて書きますので、お楽しみに。
まとめ
今回の記事では、レシピ検索から料理を始めることのメリット、デメリットを書きました。さらに、レシピ検索せずに作るためには「料理の工程を分割して考えること」がおすすめ。分割して考えることのメリットについても書きましたので、ぜひこれからは工程を分割して考えることを意識してみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました☆彡
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