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SUNROOMについて 料理をラクにするコツ

【時間がない方へ】レシピ検索せずに料理を作れるようになるには?

レシピ検索から料理を始めていませんか?

【大阪福島】心がラクになる料理教室SUNROOM代表

レシピ案内人・整理収納アドバイザー 服部まどかです。

始めましての方はこちらをご覧ください
https://www.sunroomcooking.com/

前回の記事では、私の公務員時代のご飯作りに関する試行錯誤について書きました。
その試行錯誤と失敗をふまえて、育児休業中の人が復帰後、ご飯作りに関して少しでも楽になりますように…という内容のオンラインレッスンを始めるつもりです。
前回の記事はこちら
https://sunroomcooking.com/easycookingtips/731/

しみじみ思ったのは、
時短レシピは無数にあるが、その中から自分に合うレシピを掘り出すのに却って時間がかかってしまう。
レシピ検索する時間を「時短したい」

ということ。

ですので、オンラインレッスンを受けてくださればレシピ検索しなくてもご飯が作れる状態を目指したいと思います。
今回の記事は、レシピ検索しないで作ることのメリットについて書いていきたいと思います!

レシピ検索によるご飯作りの悪循環

一見便利に思える、キーワードによるレシピ検索。
しかし、毎回検索していては、検索時間そのものがバカになりません。
楽しいなら別ですが…

レシピ検索によるご飯作りの悪循環は、次のようなものです。

検索しないと作れない

自分で考えない

アレンジ、応用ができない

言われた通り(レシピ通り)でないと作れない

また検索して新しいレシピを探す

の繰り返しです。
いつまでたっても検索時間が減らないし、「もっと良い方法があるんじゃないか、もっと時短のレシピがあるんじゃないか」と探してばかりで、定番が見つからないのがこの方法の問題点かな、という風に思っています。

レシピ検索せずに作れるようになれば

対して、レシピ検索せずに毎日のご飯を作れるようになれば、次のようなことが起こります。
検索しないので、検索時間自体が時短になる

冷蔵庫にあるものなど、手持ちの食材で作れるようになる

中途半端に残る食材が減り、無駄が出なくなり経済的

残り物を何とかしなきゃというストレスがなくなる

気持ちに余裕ができる

新しい料理や方法にチャレンジする余裕ができる

ますますレパートリーが増え、手際も良くなる

料理が楽しくなる

このように、最終的には料理が苦行から楽しいものに変わります!

嫌でも楽しくても毎日のようにしなければならない家事の代表が台所仕事。

どうせなら、楽しく、スムーズに、スマートにできればこんな素晴らしいことはないな、と思います。

検索せずに作るための第一歩

結論から申し上げますと料理の工程を分割して考えること

に、ヒントがあるという風に考えています。

料理ができる(=料理が好きである、苦痛に感じない、楽しい、得意である)ひとが頭の中で考えていることは、レシピ全体を丸覚えしようとするのではなく、全体の流れを部分に分けて、自分の知らないところ、できない所だけを身に付けようとする

このため、料理が不得意な人と比べて覚えるスピードや理解が早いわけです。
できること、できないことに分別して、できないこと、新しく知ることだけを覚える。

このため、料理の工程を分割して考えることができる人は新しいレシピや方法が頭に入り、身につくスピードが速いのでさらに料理が得意になります。
逆に、料理が苦手な人は料理工程を分割して考えず、全部逐一頭に入れようとするため容量オーバーとなり、余計頭に入らないという悪循環に陥ることになります。

料理工程の分割とは

具体的に考えてみますと、ほとんどの料理は次の8つの工程に分割できます。

1.メニューの決定

2.買い出し

3.切りもの

4.下味、下ごしらえ

5.火入れ(加熱)

6.仕上げの味付け

7.片付け

8.保存


なお、便宜上1~8までの番号を振っていますが、1から順に行うというべきというわけではありません。例えば2と1が逆になることもあります。

分割して考えることのメリット

料理工程を8つに分割して考えると、バラバラに見えていた無数のレシピを同じ物差しで比べることができるようになります。
すなわち、1~8の工程のどこで時短を図っているのか、気が付きやすくなります。
また、すでに当たり前のこととして自分の身についていることはスキップできるようになるので、新しいこと、身についていないことだけに注目できるようになります。

では、分割して考えることのメリットについて箇条書きで書いていきますね。
①時短するならここ、が分かりやすくなるから

②仕込みと仕上げ(1~4までと5以降)に分けることで、調理時間のコントロールがしやすくなり、時間貯金ができる

③例えば3,4などまとめて行うことで時短、効率化につながるポイントが分かりやすくなる

④レシピが覚えやすくなる
 →例えば文章も、5.7.5に分けると頭に入りやすくなるように、まとまりごとに区切ると全体を区切らずに覚えるよりたやすくなります

⑤自分が苦手な工程/苦にならない工程/嫌いな工程がはっきりする
→料理が苦手と思っているあなた、実は料理が苦手なのではなくメニューの決定が嫌いなだけかもしれません。

⑥自分以外の人(=夫、子供など)と料理を分担して作業するとき、指示や情報共有がしやすくなるから
→ここまでやったから仕上げはよろしく、のように分担して料理するときに便利です

⑦全部まとめてではなく、分割すると自分の空き時間に合わせて作業できるようになるから
→例えば、下味をつけてから数日もつものなのか、下味をつけたらすぐ加熱しなければならないものなのか。個々の区別がつけば同時進行でまとめてできる作業も増え、効率がアップします。
朝、家を出る前に仕込んで置き残りは帰ってから、という方法が自然とできるようになります。

このように、料理工程を分割して考えることにはメリットがたくさん。

また、色々なレシピを分割して比べてみて、レシピに隠されたイチオシの工夫点を探してみてくださいね。

1~8の作業それぞれのポイントはまた改めて書きますので、お楽しみに。

まとめ

今回の記事では、レシピ検索から料理を始めることのメリット、デメリットを書きました。さらに、レシピ検索せずに作るためには「料理の工程を分割して考えること」がおすすめ。分割して考えることのメリットについても書きましたので、ぜひこれからは工程を分割して考えることを意識してみてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました☆彡

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家事分担 料理をラクにするコツ

【育休中の方必見】復帰後のご飯作りで困ったことと失敗談

レッスンを受けてほしい方はこんな人

【大阪福島】心がラクになる料理教室SUNROOM代表
レシピ案内人・整理収納アドバイザー 服部まどかです。
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現在、オンラインレッスン開始に向けてレッスン内容を考えているところ。

料理のオンラインレッスンといっても実に様々なパターンがあるのですが、私がしたいのは
育休中の方に向けて、復帰後困らないおうちごはん塾です。

私も、前職の公務員時代、7時に家を出て保育所に子供を預け、19時の閉園直前に迎えに行ってからご飯作りをスタートするという毎日でした。
(夫は、ご飯作りはおろか保育園の迎えも送りもしてくれないワンオペ状態)

ですので、育休が終わっての復帰後のバタバタな毎日、状況が痛いほどわかります…

そんなバタバタを少しでも減らして、少しでも心穏やかに、ストレスを軽減しながら毎日のご飯作りを続ける方法についてを、必要な方にレッスンしたいのです。

ところで、前回の記事で

≫では、レシピ通りでなく自分の考えに沿って料理を楽しむにはどうしたら良いか?
なおかつ、何作ろう、と悩まずに楽しむためにはどうしたら良いか?
これについてはまた次回の記事で書いていきたいと思います。

という風に書いていたのですが、
前回の記事はこちら
https://sunroomcooking.com/easycookingtips/729/

やっぱり、1回の記事にまとめるには限界のある内容でした(´;ω;`)ウゥゥ

前回の記事についての答えを、オンラインレッスンに入れ込んでいく予定ですので、本記事から数回に分けて説明していきたいと思います。
もう少しお付き合いくださいね。

育休明けのご飯作りで困ること

こちらについては、育休中から引き続き…のこともあるかと思うのですが…

まずは、子供に中断されてばかりで作業がちっとも進まない

こと。

お母さんも一日働いて疲れているところへ、子供も慣れない保育園で疲れて、なおかつ夕方でお腹を空かせて帰ってくるわけです。
お腹すいた~、こぼした、喧嘩した~、喉乾いた、ママ見て~と訴えてくる子供たち。そのつど相手していたら、いつ夕飯にありつけるか分かりません(泣)

とにかく、ちょっとの間は子供たちはテレビなりYouTubeなりに相手してもらって、ご飯作りに集中できる時間を確保したいところ。
しかも、寝る時間から逆算すると、なるべく早くご飯を食べたいので手早く作りたいですよね。

つぎに、特に体が慣れてきてペースをつかめるまでが特にきついのですが…
自分が思う以上に疲れていて体も頭も働きが鈍い状態でご飯作りをせねばならない

ということ。

私の場合、迎えに間に合わせるためにほとんど昼ご飯を食べずに仕事をしていたので、私自身も腹ぺこだし疲れているし、もう、本当に何もしない夫を恨んだものです…

とにかく、このくらい、できるよね~と思っていたことでも、一度椅子に座ったら最後。立ち上がれないというくらい疲れてしまうのが復帰後です。

今までの、元気な頃と比べて6割、いや5割しかご飯作りへのパワーは残ってないと考えてください。

こうしてみると、復帰後のごはんづくりに備えて育休中にマスターおくべきことは、
・短時間で食べられる状態にもっていく段取りを考えておくこと
・疲れていてもなんとか完成する料理の仕方をマスターしておくこと

になるかと思います。

我が家の失敗

・短時間で食べられる状態にもっていく段取りを考えておくこと
・疲れていてもなんとか完成する料理の仕方をマスターしておくこと

ということへの対策として、私がまず行ったのは「週末のつくりおき」

ちょうど、飛田和緒先生の「常備菜」をはじめとする作り置きが流行っていた時期で、本を買ったりレシピ検索したりして、週末の貴重な時間をを削ってせっせと仕込んでおりました。

(ちなみに夫は、「週末は休みたい」といって買い出しも作り置きも一切手伝ってくれず。じゃあ、私はいつ休めばよいんだ。といつもイライラしていました)

しかし、貴重な週末を使って、イライラしながら仕込んだ料理も、子供や夫に評判が悪い。
作った当日は食べるのですが、2日目以降は「残り物」といって箸を付けないんです。

これにも相当イライラしながら、せっせと「残り物」(自分では作り置きのつもりだった)を片づけつつ子供と夫の分だけ毎日作る日が続きました。


そのうち、「作り置きしないで毎日ササっと作れば週末もつぶれないし、残り物ばかり食べなくても良いし」と思うようになり、作り置きからは卒業しました。

先日読んだ本の中で、上田淳子先生が
「時間が経って美味しくなるものが作り置きで、時間が経てばまずくなるものは残り物」という風におっしゃっていたのを見てなるほど~!!と思いました(笑)

ちなみに、保育園時代から知っている子供の同級生のお母さんは、帰宅が毎日10時ころになるそう。7時なら何とか作れましたが、10時だとさすがに毎日料理するわけにはいかない。子供たち、もう寝てる時間ですよね…
こんなご家庭では作り置きは必須とのことですが、(外食やお弁当に100%頼らないのが凄すぎます!)
我が家の場合は作り置き、合いませんでした。

家庭の好みや事情は異なるので、「これさえすればオッケー、万事解決」とはならないのが家庭料理ですね。

少し時間に余裕のある育児休業中から、復帰後に備えてご自分の家庭に合う方法を試行錯誤しておくことが大事だな、と思います。

キーワード検索でレシピを探してから作っていたころ

作り置きの次に試したのが、通勤途中にスマホでキーワード検索した結果出てきたレシピでご飯を作るという方法。

キーワードには、「時短版○○」とか「○○・時短」など、とにかく時短という方法に絞って検索していました。

しかし、たくさん検索する割に、我が家に合うレシピに巡り合えない(泣)

味の好みが合わなかったり、なんでもめんつゆが入っていて同じような味付けばかりでうんざりしたり、電子レンジ頼みのレシピだったり。

めんつゆも、電子レンジも便利だとは思うのですがいまいちレシピにしか出会えませんでした。
検索の方法が悪かったのかも(泣)
電子レンジも、少量ならまだしも4人分作るには途中でムラをなくす作業がかえって手間だったり、加熱時間がかかり過ぎたり…

どういうわけか、たくさん検索する割には我が家の定番にしよう!!また作ろう!というレシピに巡り合えませんでした。

そのうち、実は、レシピ検索する時間が一番ムダなのでは?
と思うに至り、毎日レシピ検索するのはやめました。
ちょうどそのころ、勤め人時代に終止符を打ち電車通勤がなくなったのも、検索しなくなった理由の一つかもしれません。

試行錯誤を経て

レシピ検索、作り置きといろいろ試してきた私ですが、結局一番家族が食べてくれるのは「毎日、ササっと作ったご飯」でした。

この方法なら、作り置きのために休日がつぶれることもないし、残り物を一人で無理して食べる必要もない(笑)
我が家に一番合いましたので、この、毎日、ササっと作るごはんを追求していくことにしました。

自分でも、「いかに時間をかけずに疲れずに毎日のご飯を作れるか」を考えて、思い浮かぶことは試しながら、いろいろな時短に関する本を読み、共通するポイントや使えるポイントをまとめていきました。

その中で気付いた、
時短に関する(又は調理の効率化に関する)ことで共通しているのは、

時間を止めることはできないが、ずらすことはできる
・まとめて作業することで時間を節約することができるものがある

ということでした。

これらの点について、次回以降で説明していきますね。

まとめ

今回の記事では、
私が育休明けに食事作りで困ったポイントと、試行錯誤について書きました。
そして、試行錯誤を経て、忙しい人のご飯作りに関する諸説はまとめるとほとんど同じことを言っているな、ということに気が付きました。

毎回レシピ検索から始めなくても、手持ちの材料でいかに短時間でご飯が作れるか

について、共通するポイントについて次から書いていきますね。

最後までお読みいただきありがとうございました☆彡

次回の記事もどうぞよろしくお願いいたします♡

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料理をラクにするコツ

料理教室名に込めた想い

【大阪福島】心がラクになる料理教室SUNROOM代表
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いつも上のように名乗っていますが、「心がラクになる」とはどういうことか?

という点、疑問に思われた方、ありませんか?
今回の記事は、心がラクになる、ということについていつも考えていることを、少し詳しく書いていきますね。

といっても気軽な内容ですので、どうぞお付き合いください。

ラクになるとはどういうことか

このブログをお読みくださっている方は、おそらく、ご家庭で、または自分のために料理を毎日のように作っておられる方かな?と思っています。

私がまず料理がラクになる、心がラクになる料理教室といったときに考えたことは、

ラクに料理するとは息をするようにたやすく、楽しく、無理なく毎日の台所仕事を続けていこう

という考えを教室名に込めたつもりです。

毎日料理されている方は身に染みていらっしゃると思いますが、たまに料理するのと、毎日料理するのとではしんどさが全然違います。
たまに料理する人は、気が向いたときにする。
毎日料理する人は、気が向かなくともしんどくても毎日しなくてはならない。

料理がしんどいという人は、いやでも毎日しなくてはならない、という持久戦なところがしんどい理由の一つだと思います。

このように、持久戦で、仕事のごとく台所仕事をしなければならない場合、どうせなら、たやすく、楽しく、無理なくでなければやってられませんよね。
(料理教室をしている私ですが、もちろん、今日は嫌!もう無理!と料理しない日もあります)

毎日の台所仕事では、
ラクに、息をするようにたやすく楽しく料理を続けていきましょう。

たやすいから楽しいへ

例えば子供を授かったあとの台所仕事。自分の睡眠もままならない状態では、体調を崩さないためにも料理については適度に時間を省いていかないとやってられませんよね。

こういう時期は、とにかく「たやすい」で満足しましょう。
(余力のある人は別です、わたしの場合は眠くていつもぼーっとして、全く余力ありませんでした)

しかし不思議なもので、たやすいを続けているとだんだん満足できなくなってきます。もっといろいろ工夫したくなってくるんですよね。

この、たやすいを経て、いろいろ自分で工夫してみたくなることが「料理をたのしむ」ことだと思っています。

サッカーなどのスポーツでも、勉強でも、趣味でも、とにかく初めは簡単なことから始め、基礎練習を経てやっと試合なり、勉強内容なりが楽しくなってくる。

つまり、楽しむということは、自分なりに工夫をする余裕が出てきたということ

などだと思います。

工夫というのは例えば、
・この工程を飛ばしてみたらどうなるか、実験してみる
・タイ風にアレンジするために、ナンプラー入れてみよう
・これを取りおいて、別の料理にアレンジしてみようかな
・ちょっとハーブ入れてみよう

これらは、余裕が出てきて、料理を楽しめるようになった人がとる行動です。

楽しむということは、好きなようにするということでもあります。

たやすいから楽しいまで進んだ人は、料理を自分のものにできている人だなあと思いますね。

もっと料理を楽しむために

もっと料理を自由に楽しむためには、自分の考えたように料理することが必要になってきます。

だって、いつまでたってもレシピ通りではつまらないですよね?
私の作った完璧なレシピ通り作りなさい、というような料理研究家には不信感を持っている私です(笑)

では、レシピ通りでなく自分の考えに沿って料理を楽しむにはどうしたら良いか?
なおかつ、何作ろう、と悩まずに楽しむためにはどうしたら良いか?

これについてはまた次回の記事で書いていきたいと思います。
ヒントは、現在地を知るということと目的地を知るということ。

ちょっと抽象的ですが、次回具体的に書きますのでご心配なく。

まとめ

毎日の料理にとりかかるとき、心がラクな状態で料理するとはどういうことか。
ラク、というのはたやすい、そして楽しいという意味です。

たやすく毎日の料理ができるようになり、ひいては楽しく料理できるようになる。

こんな楽しい状態まで生徒様を連れて行くのがSUNROOMのレッスンです。
オンラインレッスンでは、仕事復帰後の忙しい状態でも料理をたやすく、楽しく続けられるように内容を組み立てている最中です。
どうぞご期待ください!

最後までお読みいただきありがとうございました☆彡

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その他 料理をラクにするコツ

水分コントロールが料理を左右する

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今回は、かねてから私が思っていたこと、「料理の水分コントロール」に着目します。

料理の出来上がりで、いまいち…な例

・炒め物から水分が出てびちゃびちゃ
・煮物が水っぽく、ほっくりしていない
・水分が多く、味がぼんやりしている

こんな場合はいずれも、料理の水分コントロールがうまくいっていない場合ですね。
私は以前から、「料理の味は、調味料の量や組み合わせだけに注目されがちだけど水分量や食感にもっと注意を払うべきだ」と思ってきました。

この点についてすべて述べると、ちょっと長くなりますので(汗)
今日は、水分量のコントロールについて書いていきますね。

料理で、水分をコントロールするにはどうしたら良いのでしょうか。
煮物の場合、炒め物の場合、スープなどそもそもたくさんの水分の中で煮ていく料理の場合。いろいろありますが、
今回は、特に水と油、塩の関係に着目して、水分コントロールを上手に行う方法について書いていきたいと思います。

油でコーティング

今日読んでいた料理本の中に、気になる方法がありました。
「子どもはレシピ10個で育つ」 上田淳子著 光文社

赤い本です

この中で、「野菜炒めの新ルール!オイルと塩は、先に入れるのが鉄則」

という記事があったんです。

理由は、「油と塩を最初に合わせることで塩が油でコーティングされ、炒め物がベチャベチャになることを防ぎます」(同書p.62)
と説明されていました。

この部分を読んで、私が考えたのは
・油と塩を先に入れて、塩が跳ねないか心配
 →鉄フライパンを買って、初めに油ならしをするときいつも油と塩でくず野菜を炒めるのですが、その時塩を含んだ油が跳ねることがよくあるのでフライパンを余熱するとき油と塩が跳ねないか心配

ということと、

・塩が油でコーティングされるというよりは野菜が油でコーティングされるので、水分が出ないということなのではないか。

という風に考えました。
後者については、普段から油→野菜の順で入れているので、確かに野菜が油でコーティングされていることに変わりはないのですが油で野菜がコーティングされる前に野菜に含まれる水分が出てきてしまうので、びちゃっとなるんですよね…

となると、やはり油が塩でコーティングされるから、という説が正しいのか?
ちょっとよくわかりませんでした。

実践してみた

論より証拠ということで、さっそく作ってみました。
今回使ったのはホウレンソウ。

ホウレンソウを洗ってざるにあげ、よく振って水けを取ったものを炒めました。
手順としては、

①フライパンに油とにんにくを入れ、弱火でにんにくを焦がさぬよう香りを出す
②にんにくを取り出し、少し火を強めて予熱する
③塩を入れる
④ホウレンソウを入れ、炒める

という風にしました。

結果は、大成功!
これ!見てください♡
水分がほぼ出ていません☆

実際に調理してみた感想としては、
・油に塩を入れても跳ねたりはしなかった。
 →フライパンならしのときは、くず野菜に水分がついていたため跳ねたのかも。

・普段通りの塩加減で調味したが、塩味を強く感じた
 →普段なら水分として野菜の外に溶けだす塩が、水分が出なかったためにホウレンソウにくっついたままになっていたので塩味を強く感じたのではないか

ということです。

こうして考えてみると、先ほどの疑問「塩が油でコーティングされるというよりは野菜が油でコーティングされるので、水分が出ないということなのではないか。」ということについては、

・塩と油が混ざったものが野菜にくっつき、留まるので(塩が油にくるまれた状態になっているから)水分が出にくくなるのではないか

という風に考えられ、やはり塩が油でコーティングされる、という上田先生の説が正しいような気がしました。

まとめ

上田先生の説を元に、ホウレンソウの炒め物を作ってみました。
その結果としては、
・油と塩を入れたフライパンでホウレンソウを炒めたら水分が出ず仕上がった
・普段と同じ塩加減のつもりが、塩味を強く感じた。

ということです。

以前もご紹介したサミン・ノスラット氏の著書で、
「油は味を舌に留まりやすくする」という記述があったんですよね。
今回、いつもより塩味を強く感じたのは、塩が油にコーティングされてホウレンソウに留まりやすくなり、さらに舌にも油と合わさった塩がとどまりやすくなったため味を強く感じた

ということが理由かもしれないと思いました!

これは、少ない塩でも満足できるということで減塩にも使えるかも⁈
新たな学びがたくさんあった上田先生の著書でした♡

最後までお読みいただきありがとうございました☆彡

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料理をラクにするコツ

【初心者必見】ホットケーキを確実にふんわり分厚くする方法

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前回の記事、ふっくらホットケーキの作り方で書いた内容を踏まえて、オリジナルのホットケーキをふっくらさせる方法について書いていきたいと思います!

前回の記事はこちら
https://sunroomcooking.com/easycookingtips/711/

泡立て器を使わない

前回の記事を書くために、各メーカーおすすめの作り方を見てみました。
その中で、「混ぜすぎないのがポイント」と言いながらも、泡立て器を使って混ぜていたんです。
混ぜすぎないのがポイントなら、泡立て器使わなくて良いのでは?と。
「だまが残っていても良いので、混ぜすぎないこと」と言ってましたし。
しかも、泡立て器って洗うのが面倒なのです。
・混ぜすぎを防ぐ
・洗うのが面倒
という理由から、泡立て器は使わないで作ることにしました。

卵にひと工夫

といっても、箸で卵を混ぜるだけだと、白身がうまくほぐせず牛乳とのなじみが悪いのです。。

白身がうまくほぐれていません。

そこで、今回のポイントその1
玉子を溶きほぐしたあと塩を1つまみ入れ、5分置く

塩を加えることでたんぱく質がほぐれやすくなり、さらっとします。さらりとすることで、牛乳とのなじみがよくなり、泡立て器を使わなくても十分混ぜることができるのです。

塩がたんぱく質に与える影響について、サミン・ノスラットは
「塩がたんぱく質の繊維を溶かしてゲル化させる」という風に言っています。

塩を加えて5分置いたもの

塩を加えて5分経ったものは、白身のドロリとした塊がずいぶん細かくなりましたね。(箸でほぐしただけ、泡立て器は使っていません)

牛乳を加えて混ぜました。とってもなじみが良いです。
今回の塩の役割は、味付けではなくたんぱく質をほぐすこと
ですから、わずかな量で効果がありました。

マヨネーズを加える

今回のポイントその2
マヨネーズを加える

キューピーのサイトでマヨネーズを加えるというワザを読んでから、その効果に驚いていつもマヨネーズを加えて焼くようになりました!
とにかく厚みが出て、ふっくらするんです☆

キューピーのサイトはこちら
https://www.kewpie.co.jp/mayokitchen/urawaza/urawaza06.html

上記サイトより、マヨネーズを入れるとふんわりする理由部分を引用しますね。


『ホットケーキがふんわりとならないのは、小麦粉のグルテン(たんぱく質)がかたく結合してしまうから。生地にマヨネーズを混ぜて焼くと、乳化された植物油や酢がグルテンの形成に影響を与えるため、生地がふくらみやすく、やわらかになります。さらに表面はサクッとした食感に。裏面を焼く時はふたをして焼くと、よりふんわりとできあがります。』

こちらのレシピでは、150gのホットケーキミックスに対してマヨネーズ大さじ1杯半入れています。

私は、ミックス粉200gに対してマヨネーズを小さじ1~2程度。
キューピーの提案通りの分量でも試しましたが、ちょっと多すぎるかなという分量です。マヨネーズの味はしませんでしたけどもね。

このように、チューブから直接絞り入れたほうが形状として散りやすく混ぜやすいのでスプーンで量らず目分量で入れています。
マヨネーズが多いほうが油が多いということなので、キューピーのレシピ通り入れたら確かにサクッと感は増すと思われます。。

だまっぽくても良いので、スプーンでさっくり混ぜる!

この程度で大丈夫です。
だまっぽいですが、焼いた後は特に塊は見られませんでした。
後ほど、半分に切って検証した写真があります。

焼いていきます

ポイントは、表面が乾かないうちに、早めにひっくり返す

このくらいの状態でひっくり返します。
表面が乾いてくるまで焼くと、下がこげてきてしまうのと中の気体が抜けてふくらみにくくなるためです。
ひっくり返した後、中で発生する水蒸気と気体で生地がふんわり持ち上がり、厚みが出ます。
ひっくり返した後は、目で見ていても明らかにグ~ンとふくらみが増すので面白い♡

昨日見た動画では、どれも「少し高い位置から水平に落とす」と言っていました。
私の感想としては、あんまり高い位置から落とすと固まっていない部分の生地がびちゃっとはみ出してしまうな。と思います。いつもよりわずかに高い位置から、くらいがベスト。

見てください、このふとましさを(笑)

よく、
フライパンの温度を均一にし、温度が上がり過ぎないように濡れふきんにくっつけてフライパンを冷ます

という手順を目にします。
ガス火はちょっとわかりませんが、IHでする分には火加減の調節がうまくできていれば、濡れふきんは使わなくて良いのではないかと。
私の場合、1枚目は弱めの中火程度で、2枚目以降はもっと火を弱くして作るとちょうどよいです。弱めの火でじんわりと焼いて下さい。

ふんわりを求める場合の裏技

なお、表面さっくりを追求する場合は火加減に注意しながらフライパンで焼くのが良いのですが、ふんわりさせたいなら両面が良い色に焼けたとき、中まで火が通ってなくても電子レンジにかけてしまえばふんわりホットケーキになります。
むしろ、電子レンジで最後の仕上げをするほうがふんわり感は増します。
電子レンジだとちょっと蒸された感じになるので、乾いた感じになるフライパンよりしっとり、ふんわりになるのです。
ちょっとポイントを付け加えると、
焼き上がったホットケーキは木のまな板の上で休ませておく
ところ。
木が余分な水分を吸ってくれ、電子レンジにかける前に蒸れてしまうのを防いでくれるのです。
ケーキクーラーの上にのせておくと、網目が付きがちなので(泣)木のまな板がおすすめ♡

電子レンジは、ミックス粉150~200gで作った場合の半量を500W1分くらいの感じです。
あんまり電子レンジにかけ過ぎると水分が抜けてふんわり感がなくなりますので注意。

ダマがないかチェックするために切ってみた

先ほどの、ちょっとだまが残る程度の混ぜ具合でも大丈夫かどうかを全部切ってチェックしてみました。
結果は、だまは全く見当たりませんでした。

このように、だまの心配をして混ぜすぎるくらいならだまは残っても良いのであっさり混ぜるほうがふっくらできました。

まとめ

今回は、各メーカーのおすすめ手順に加えて
・卵に塩を加えて5分ほど置き、さらりとさせて使用
・マヨネーズを少量(200gのミックス粉に対し小さじ1~2加える)

という工夫をして混ぜすぎてグルテンが出るのを防ぐ工夫をしました。

また、仕上げに電子レンジに少々かけることで、より一層ふんわり柔らかい食感に仕上げることに成功しました。

特別な道具や材料は使わず、家にあるものでふんわりホットケーキができます♡
ぜひ試してみてくださいね!

最後までお読みいただきありがとうございました☆彡

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料理をラクにするコツ

ふっくらホットケーキの作り方

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今回は、ふっくらホットケーキの作り方について書きますね。
初めて作ったお菓子がホットケーキという人も多いのではないでしょうか。

でも、これがまた奥深い…
ブログや動画などを見ても、実にいろいろな説があります。
ネットニュースでホットケーキのネタが出てくると、コメント欄も「我が家ではこうしています」といういろいろな説で盛り上がりますね!

それほど身近でありながらも、定番の作り方が浸透していないのがホットケーキの面白さであり、奥深いところですね。

各メーカーの公式動画等を比べてみた

ホットケーキの作り方については、諸説ありますのでまずは各メーカーの公式ページに掲載されているYoutubeから、分量とポイントをまとめてみました。
まずは基本から学び、応用していきましょう。

作り方を調査したメーカーは、下記リンクより売り上げトップだという森永とHP内でシェアトップと記載されているSHOWAさんのもの、さらに先ほどついでがあって立ち寄ってきた業務スーパーのものを比べてみます。
シェアについては、森永とSYOWA、どちらが売れているのでしょうか?
比較の方法が違うのでしょうか?
ここでは深堀しないことにします。

https://souken.shikigaku.jp/4258/

なお、卵は各メーカーともMサイズ(1個およそ50g)です。

【森永の場合】
分量
ミックス 150g
玉子1個
牛乳100ml

玉子と牛乳を先に泡立て器でよく混ぜ、ミックス粉を投入。
20回くらい大きくさっくり混ぜる。
多少だまがあっても良いので、混ぜすぎないようにする。

その他のポイント
・30センチほどの高さからお玉で生地をフライパンに注ぎ、丸く形作る
・ひっくり返すときは生地が水平にフライパンに落ちるよう、勢いよくひっくり返す

ふんわりホットケーキの基本の焼き方・表ワザ5カ条

https://www.morinaga.co.jp/recipe/detail/880

YouTubeはこちら
https://youtu.be/8f63dgEou0s

表技ということは、裏技が気になります(笑)

【SYOWAの場合】
分量
ミックス 200g
玉子1個
牛乳150ml

玉子と牛乳を先に泡立て器でよく混ぜ、ミックス粉を投入。
合計50~60回混ぜ、生地ができたら寝かせずすぐ焼く。
多少だまがあっても良いので、混ぜすぎないようにする。

HPリンクはこちら
https://www.showa-sangyo.co.jp/special/hotcake/

YouTubeはこちら
https://youtu.be/h_Rx4u_J08M

双方のメーカーを比べてみると、1袋の分量が違いますので牛乳の量がちがいますね。牛乳の分量はSYOWAさんの方が多いです。
また、何回混ぜるかという点も違いますが、ミックス粉の配合が違うと思われるので比較がちょっと難しい…

ちなみに業務スーパーさんのは、
ミックス 200g
玉子1個
牛乳130ml

です。

動画では火加減についても説明してありましたが、特に目新しいことはなしだったので割愛します。

各社に共通するポイント

まず、ミックス粉を入れる前に牛乳と卵を混ぜておく

私はなんとなく、ミックス粉をボウルに入れたあと卵と牛乳を入れると思っていたのですが、正しくは液体→粉です

今回チェックした3つのメーカー共通で、この手順でした。
試してみたところ、この点を守るだけでもふっくら具合が違いますよ!

なぜ、粉→液体ではいけないのか。
粉に液体を混ぜようとした場合、必要以上に混ぜすぎてしまい、うまくふくらまないのだそうです。

次に、混ぜすぎないということ。
業務スーパーだけは「ダマがなくなるまで混ぜます」と書いてありましたが、森永、SYOWAはダマが残っていても良いので混ぜすぎない、と言っていました。

混ぜすぎないことについても、理由は、混ぜすぎるとふくらまないからということです。
とにかく、混ぜすぎるとグルテンがでてふくらまなくなるという理由です。

ちょっと不思議なのは、各社とも「混ぜすぎないように」と言いながらも泡立て器で混ぜている。
混ぜすぎを防ぐために、泡立て器を使わず、スプーンを使ってサクッと混ぜてみたらどうだろうか、と思いました。

さいごに、ひっくり返すとき少し高い位置から落としているということ。
動画で見ると、確かに高い位置から落とした直後にグーンと膨らんでいるようでした。お菓子を型に流して焼く前に、少し高い位置から落として気泡を抜くのですが、その逆で、少し高い位置から落とす際に出てくる気泡の力を使って生地をグーンと持ち上げる効果があるのかもしれません。

まとめ

各社の比較をしてポイントをまとめてみると、
①ミックス粉を投入する前に先に卵と牛乳を混ぜておく
②ミックス粉を入れたら混ぜすぎない
③ひっくり返すときは、少し高い位置から落とす

です。とにかくグルテンを出さないようにさっくり混ぜること、ひっくり返す際に気泡を活用することがポイントかな、と思います。
このポイントを踏まえて、SUNROOM 流にアレンジした方法をご提案したいな~と考えております。

次回の記事では、アレンジ版についてレシピ付きでご紹介します。
次もお楽しみに☆

最後までお読みいただきありがとうございました☆彡

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料理をラクにするコツ

メイラード反応でシンプル料理をおいしく

【大阪福島】心がラクになる料理教室SUNROOM代表
レシピ案内人・整理収納アドバイザー 服部まどかです。

現在オンラインレッスン準備中です。
オンラインレッスンでは、育児休業中の方が仕事復帰後、時間に追われながらご飯の支度をするという状況を想定して、そんな中でも早く、ストレスなくご飯の支度を調える技をお伝えする内容にしたいと考えています。

時間がない、疲れている…状況でご飯を作る際に身に付けたい技が、レシピを見なくても、手持ちの素材を見たら味付けが思い浮かぶようになるということ

でも、味付けを考えるのが苦痛という方も少なからずおられるのが正直なところ。
そんな方のために、極力シンプルな味付けでも充分満足できる料理について考えてみました。
というわけで、今日はメイラード反応についてご紹介します。

メイラード反応とは

食材に含まれるアミノ酸やタンパク質と、糖が結びついて化学反応を起こし、褐色物質であるメラノイジンや香味成分を生成する。
https://www.amakaratecho.jp/ryouririka/01

『あまから手帖』2010年2月~12月号より転載

つまり、肉の焼けた香ばしさ、ウナギのつややかなたれ、トーストの香ばしさはすべてメイラード反応によるものです。
しかしながら、その仕組みは解明されつくしてはいないそう。

極端な話、メイラード反応を生み出して、色や香ばしさを加えれば調味料が塩だけでもおいしくなるのです♡
味をつけるというよりは味を引き出すといったほうが良いかもしれないですね。

実際にやってみた

こちらは、にんじんとセロリを使ってメイラード反応を起こすべく料理したものです。
といっても作り方はごく簡単。
まず、にんじんの皮をむいて適当な大きさに切ります。今回はセロリも同じくらいの大きさに切っておきました。

ソテーパン(又は蓋つきフライパン)の中ににんじんとセロリ各1本を入れて、水(材料が半分くらい浸かる量)、塩1ml(2つまみ程度)オリーブオイルひと回しをいれ、蓋をして強めの中火にかけます。
湯気が出てきたら、蓋を少しずらして蒸気を逃がします。
たまに蓋を取って中を確認し、にんじんがおおよそ柔らかくなっていたら蓋をとり水けを飛ばしていきます。あまりいじりまわさず、焦げ目をつける気持ちで
(ここ、ポイントです。あんまりつつくと香ばしさも出にくいし、にんじんが崩れます)
香ばしい香りがして、にんじんに照りが出て、少し焼き目がついたら出来上がりです。
最後にこしょうを振っていただきます。

食べてみた感想

まずは、にんじんがめちゃ甘くなっていました!
砂糖は全く入れていないのですが、かなり甘い♡
メイラード反応による香ばしさも加わってフォークが止まりませんでした!
にんじんから出た甘み、それを引き立てる塩とオリーブオイルの風味に加えてメイラード反応による香ばしさがあり、おいしい♡♡

唯一のコツは、あまりいじりまわさず焼き目を付ける。
これで香ばしさもアップしますし、にんじんが崩れることもなくなります。
ちなみに、セロリより人参の方が甘みが出ておいしくなりました☆

他にはカブ、玉ねぎなんかでもおいしくなりそう♡
(玉ねぎは根っこ側の部分をあまり切らず、バラバラにならないようにしたくし切りがよいです。)
甘みが出る野菜は、糖分を含んでいるためイラード反応が起こりやすいですね!

しかしでんぷん質が多いものは、煮ているときでんぷんが出てきて水分を飛ばす前に鍋底から焦げてきそうなので、避けたほうが良い気がします…

まとめ

今回の料理は、調味料も塩とオリーブオイルのみ、難しい火加減も一切なし。
でも止まらぬうまさでした!

味付けに迷ったときは、「味を付けずに味を引き出す」という気持ちで、極力シンプルな料理を作ってみませんか?
その時、香ばしさ、メイラード反応を思い浮かべながら作ればきっとうまくいくはず!

冷蔵庫にある素材で試してみてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました☆彡

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料理をラクにするコツ

大阪市の小学校給食レシピから学ぶ

【大阪福島】心がラクになる料理教室SUNROOM代表
レシピ案内人・整理収納アドバイザー 服部まどかです。

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今日は、大阪市の学校給食レシピについての話題です。
学校で配られているものなので、著作権等もクリアしているのだろうという判断からレシピも載せております。

大阪市の献立表のすごいところ

我が家の子供2人は、大阪市立の小学校に通っています。
大阪市立の小学校では、毎月、レシピ付きの献立表を配っていただいています。

今月の献立表より。

メニュー名だけでなく材料まで書いてあるので、じっくりチェックしたい方にも配慮してあり、ありがたい。

それを見ると、栄養のほかにも旬の食材や行事食などがふんだんに取り入れてあって、子供を持つ親としてはありがたい限りです。

ニュースで見たことのある、「おでんにパン」とかヘンな組み合わせもなく、バジルソテーとかおしゃれなメニューまであるんですよ♡
給食で「我が家の味」とは違うものが出てくると、味覚の幅が広がりそうなところも素晴らしい。
韓国風とか、イタリア風とか。

大阪市の献立表はレシピ付きなので、子供にリクエストされても近いものが作れるところがまた嬉しい!

ちなみに、わたしは大雑把なのであまり給食献立をチェックしてなくて、たまにニアミスがあったりします<(´;ω;`)ウゥゥ

カレーを作った時、昨日の昼もカレーだったといわれたり、チンゲン菜のクリーム煮を作ろうとしたら「今日の昼はホウレンソウのシチューだったよ」と言われたことも。(写真に「ほうれんそうのクリームシチュー」を載せています)
ちなみにチンゲン菜がニアミスだったときは、我が家のご飯はクリーム煮から「チンゲン菜と厚揚げのオイスターソース炒め」に変更しました(汗)

給食レシピを公開します

最新版の3月メニューの中に、「令和2年度学校給食献立コンクール最優秀賞献立」というものがあったので、そちらを例にして家庭で作る場合のレシピとして書き起こしてみようと思います。

ただ書き写すのではなく、「書き起こす」と書いたのには理由があります。
というのも、分量は、すべて1人分(数字はすべてgで示されている)なんです。

たとえば、肉じゃがの場合がこれ。
これだけ見ると??という感じで、すぐ作りたくなる感じではありませんね(汗)

ちなみに、赤、黄、緑は

黄:主にエネルギーの元となる
赤:主に体を作る元となる
緑:主に体の調子を整える元となる

です。

バランスについても書き添えてあって便利♡

ご家庭で肉じゃがを1人分だけ作ることは少ないと思いますので、給食レシピを4人分にして書いてみます。

豚肉 120g
料理酒 3.6g(小さじ2/3強)
じゃがいも 120g(小さめ1個)
たまねぎ 80g(小さめ半個)
にんじん 40g(中くらいのもの1/5本)
綿実油  2g(小さじ1/2)
砂糖 4g(小さじ1と1/3)
みりん 2g(小さじ1/3)
赤味噌 24g(小さじ4)
だし昆布 0・48g(昆布1㎝角で1~2gなので0.5㎝角)
削り節  2g(1パック3~5gが多いです)
水 120ml

(注意)
gだと分かりづらいので、カッコ書きで同量を分かりやすく書いております。

ちなみにだし用の昆布と削り節について。
肉じゃがと同じ日に出た澄まし汁では、だし昆布と削り節を1人分あたり4倍の濃さで作っています。
これを考えると、肉じゃがのだしは水で代用していただいて構わないと思います。

給食風作り方

献立表に従って書いていきますね。
切り方などについては特に指定はありませんでした。

下準備

豚肉は料理酒で下味をつける。昆布と削り節でだしをとる。

作り方

①綿実油を熱し、豚肉を炒める。にんじん、玉ねぎの順にいため、じゃがいもとだしを加えて煮る

②じゃがいもが柔らかくなってきたら砂糖、みりん、赤味噌で味付けして煮含める。

以上!

こうしてみると、小学生の献立だからか量が少なく感じますね。

この献立のポイントは、しょうゆを使わず赤味噌で味付けしているところ

ここが、「変わり肉じゃが」の変わり、たるところですね。

みそ炒めについて考える

料理教室内に各地のものをたくさん購入して置いてある、聞き書き○○県の食事シリーズ(農文協編)を見ていると、(約100年前の各地のご家庭の料理を聞き書きしたもの)100年ほど前には各地にみそ炒めのメニュー、結構あります。みその種類や炒め合わせるための油に地域性があったりして面白いです♡
このころ、みそ炒めが今より登場頻度が高かった理由として考えられるのは、

①今より手に入れることができる調味料が少なかったので、みそ炒めはバリエーションを増やすために都合が良かった。
→当時、ナンプラーとかオイスターソースなどというものは近所で売ってません…

②ばっかり食べ(旬の時期は、なすばかり、きゅうりばかりといった風に限られた食材ばかりで毎日の食事を作る必要があった)の目先を変えるとき、みそが手近な調味料として便利だった

③手作りする際にはみその方が、しょうゆよりラクにできるらしく、しょうゆよりみその方が調味料として手軽に使えたから。
→しょうゆは出来上がってから、濾す作業や火入れなどをせねばならず作業が大掛かりなため、みそより早い時期に手作りの習慣が廃れたところが多い印象をうけます。具体的にいつごろ、と明記された資料を読んだわけではないのですが、先ほどご紹介した聞き書きシリーズを読んだ印象です。

色々書きましたけれども、ここで強調したいのは
バリエーションを増やす方法として「みそ炒め」はおすすめです!
甘みも付けて甘辛くしても良いし、にんにくを効かせてにんにくみそ炒めにしても良い。
赤味噌のような、豆味噌系だと中華料理の「豆鼓」とも親戚みたいなものなので、中華風にしても良いですね。

給食レシピでまねできないもの

普通にご家庭で作る際には、ここで記した4人分の、さらに3倍くらいで作ってちょうどよいかもしれないと思います。

ちなみに、この肉じゃがですと通常の鍋で作ることができるため、ちょっと作ってみようかな?となるのですが、次のようなレシピもあり、これだと分量はマネできても器具がちょっと普通の家庭にはありませんね…

うどんの揚げの煮方

うす揚げはミニバットにいれ、砂糖、みりん、濃い口しょうゆを合わせて加え蒸し焼きモード、250℃で立ち上げ、調理温度200℃15分間焼きもの機で煮る。

この、業務用調理器具、こんなものでしょうか?

ホシザキさんのサイトよりお借りしました

https://www.hoshizaki.co.jp/p/new/cookeverio/about.html?id=mode

まとめ

旬の食材や行事食もたくさん取り入れて作っていただいている大阪市の学校給食レシピより、手軽にバリエーションを増やすことのできるみそを調味料として使った料理について書いてみました。

みそは、みそ汁はもちろんのこと、調味料として味付けにも使えます!
料理のバリエーションを増やしたいな~といつもの料理にマンネリ感を感じている方、新しい調味料を買う前に手持ちのみそを使って味付けをアレンジしてみてくださいね!

最後までお読みいただきありがとうございました☆彡

3月の料理教室について

https://cookingschool.jp/do/school/lesson?schoolId=15377

3月はオムライスを作ります。
開催日チェック、ご予約は上記リンクよりお進みください
(右下予約ボタンというのはLineの場合です、すみません)

おかしはチーズケーキを作ります

こちらもご予約&開催日チェックは下記リンクよりどうぞ。
https://cookingschool.jp/do/school/lesson?schoolId=15377

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料理をラクにするコツ

【注意!】間違ったレシピにご注意を

【大阪福島】心がラクになる料理教室SUNROOM代表
レシピ案内人・整理収納アドバイザー 服部まどかです。

レシピ案内人とは

自己紹介で、いつも「レシピ案内人」という肩書を名乗っています。
この肩書を使い始めた理由の一つに、いろいろなレシピがある中で、レシピ選びに迷ってしまう方のお力になりたい!
という想いから。というのがあります。
とにかくたくさんのレシピが手に入り、いや、むしろあり過ぎてレシピ選択に時間がかかってしまう。
いろんな人が、いろんなレシピを発信していますから。
では、どんな観点からある「レシピ」を選んだらよいのか。
この点について基準を示していくのもレシピ案内人の役割の一つだと考えています☆

実は多いいい加減レシピ

たくさんのレシピを読み込んだり、比較しているのですが、その中で意外と
いい加減なレシピが多い!
という点、ある時期から気が付きました。

普段から私は、たくさんのレシピをあつめて、取り入れたいところ、外しても良い手順、また味の特徴を決めるポイントなどを比較しながら研究しています。
その「比較する作業」のなかで、あれ?と思うレシピがあることに気付いたのです。

味がお口に合わないというのはいい加減なレシピとはいいません。
それは、好みの問題ですから。

私の考えるいい加減なレシピというのは、

・根拠が不明確な作業がふくまれるもの
 →昔からこうしているから。みたいなもの。冷蔵技術が進歩した現在では不要な手順ながら、昔からの手順を盲目的に踏襲しているものなど。


・明らかに間違った道具の使い方をしているもの
 →危ない使い方を提案している例など。

このように、味以前の問題として
理由のない工程や安全ではない工程が含まれているレシピは怪しいなと思います。

※いつもこうしているから、というのは根拠だとは思いません。
慣習と根拠は違います!!

とにかく、レシピを書く人と実際に料理する人は違います。
レシピを元に料理する場合は、自分が信用できる(納得できる)作業のみ行うようにして下さいね。

その際、根拠がはっきりしている(理由が納得できる)ものであればなおよいと思います!
もし失敗だったとしても、根拠があれば失敗の原因をたどれますから(汗)

今後のレシピ選びの際、以上のことを頭の片隅に置いておいてくださいね。

いい加減なレシピの例

先日購入した本の中で、こんなレシピを見つけました。

「世界の郷土料理事典」誠文堂新光社 青木ゆり子著 より


このレシピでは、なんと、圧力鍋で蓋をしてから強火で30分加熱するように指示しています。

この通り作った方、おられるのでしょうか?

しかし、結論から言うと、
強火で30分圧力鍋にかけるのは危ない(汗)
基本的に、圧力鍋では圧力が調理に適切な状態になったら弱火にするのがお約束。

パール金属圧力鍋の場合】

「蒸気が出始めたら火力を弱くします。強火のまま調理されますと、食材がこげたり、空焚き等の原因になり危険です。(圧力がかかれば、蒸気口から蒸気がでなくとも弱火で十分調理できます。)

出典:鍋付属の取扱説明書

この本の4~5ページ目に火加減についてかいてあります

【アサヒ軽金属公式サイトより】

蒸気に揺らされてオモリが勢いよく振れてきたら、火を弱めてレシピに応じた時間加熱します。

https://www.asahikei.co.jp/column/cezk01002.html

【ティファール取扱説明書より】
「(圧力がかかれば)弱火にしてください。一度圧力がかかれば弱火でも充分に調理できます」
https://www.t-fal.co.jp/consumer-services/instructions-for-use/pressurecookers/acticook_plus.pdf

このように、ランダムではありますが3つの圧力鍋メーカー公式サイトなどを確認しても、すべて圧力がかかれば弱火調理という点は共通していますね。

圧力がかかっても強火で加熱するのは危険です。しかも30分も!!

まとめ

たかがレシピ、されどレシピ。
とにかくたくさんあるレシピのなかから、正しいレシピを選びとる力が必要です。
正しいかどうか迷った場合は、根拠がはっきりしているものを選んでくださいね。

たくさんのレシピの中から当たりレシピを選ぶ力を身に付けて、料理を楽しみましょう♡

最後までお読みいただきありがとうございました☆彡

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【初心者必見】お菓子作りに有塩バターは使える?

【大阪福島】心がラクになる料理教室SUNROOM代表
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きのうはバレンタインデーでした。
Instagramなどを見ていると、手作りした話にほっこりしたり、すでにホワイトデーの計画を立てている投稿があったり。

皆さん、工夫しながらいろいろと楽しんでいらっしゃいますね!
バレンタイン、ホワイトデー、クリスマスなどなど、イベントがきっかけで料理やお菓子作りの楽しさに目覚める人も多いと思います。
イベント×手作りって、記憶に残りやすいですね。
子供たちが色々チャレンジして、楽しい思い出を増やせますように♡

今回の記事は、初めてお菓子作りにチャレンジする人に向けて書きたいと思います。

有塩バターやマーガリンで代用していた時代

私自身も、バターが有塩・無塩でどのくらい出来上がりに違いがあるかということについて疑問を持ちながら作ってきました。
小学生のころ、初めてお菓子を作った時は、何せ田舎だったもので…無塩バターが売ってなかった<(´;ω;`)ウゥゥ
最寄りのスーパーに行くのに、車で15分もかかっていたんですよ。

代わりにマーガリンを使ったり、有塩バターを使ったりしていたのです。

また、有塩と無塩を比べると、ほとんどの場合、無塩バターの方が高いんですよね。
どちらでもよいと言われたら、有塩の方を使いたいじゃないですか(笑)

お菓子作りの本ではなんと説明しているのか調べてみた

なぜお菓子作りでは無塩バターなのか
という疑問について、調べていくことにしました。

レシピによっては、無塩バターを使いながらも最後に塩を加えたりするものもありますし、有塩バターで代用しても全く嫌な味がせず、むしろ後で無塩バターでも作ったけど有塩の方がおいしかった気がする…という体験があったので、なぜ無塩がお勧めなのか?という点疑問を抱きました。

まずは手持ちのお菓子作りの本に説明があるかどうか、確かめてみました。

その①
「ケーキ用には、やはり無塩のものを使います」 ←大原昭子先生の著書

その②
「食塩不使用のものを使用します」 ←砂古玉緒先生の著書

上記2冊では、食塩不使用のものを使いなさいとは書いてあるけれど、理由が全く書いていない。

その③
「お菓子作りには、やはり塩の入っていないバターの方が、おすすめです。というのも、普通のバターには、1~2%の塩が入っているので、お菓子作りには、ときとして、失敗の原因になることもあるからです」

3冊目にして、やっと無塩バターを使うことの理由が書いてある本に当たりました。
こちらの本は、山本麗子先生の「101の幸福なお菓子」講談社
です。

山本先生ありがとうございます。
これがヒントになりそう!

その④
「有塩バターは塩分量がはっきりわからないので、料理やパンやお菓子を焼くときは無塩バターを使い、味を見て塩を加えてください」
Samin Nosrat著"SALT FAT ACID HEAT”  訳書は世界文化社発行

なるほど~。塩分量がまちまちな説、ここにもありました。
バターは200gの塊で売られていることが多いので、山本先生の説から計算すると塩分量は2g~4gと幅がある。
どのぐらいバターを使うのかにもよるので何とも言えないですが、塩の2gって結構味に違いが出そうですね。
味だけでなく、ふくらみなど仕上がりにも影響が出そう。

各メーカーのバターを調べる

日本のスーパーで手に入りやすいメーカーのバター塩分量はどうなっているのかな?と疑問に思いましたので、調べてみることにしました。

写真:明治北海道バター 200g

明治北海道バター。
100gあたり1.5gの塩分が含まれています。

https://www.meiji.co.jp/products/butter/4902705057821.html

雪印北海道バター

雪印北海道バター
100gあたり1.3gの塩分が含まれています。
https://www.meg-snow.com/products/detail.php?p=butter

よつ葉バター 加塩

よつ葉バター
100gあたり1.6gの塩分が含まれています。
https://www.yotsuba.co.jp/product/butter_14422.html

北海道産生乳100%使用 北海道バター 商品画像 (メイン)

トップバリュ北海道バター
100gあたり1.5gの塩分が含まれています。https://www.topvalu.net/items/detail/4901810393954/


カルピス特撰バター
100gあたり1.5gの塩分が含まれています。
https://www.calpis.co.jp/lineup/butter/selection/#anc01

調べてみたら、100あたり1.5gが多かったものの、多少ばらつきがあることが分かりました。
日本のメーカーのものに限って調べてみてみても少々ばらつきがあったので、外国産などではもっとばらつきがあるのではないでしょうか?

まとめ

有塩バター、無塩バターどっちを使うか問題について。

ひとことでまとめると、

メーカーにより塩分量が違うため無塩を使って最後に味を見て塩を加える

ということですね。

ちなみに、体験談でいうと
・チョコレートがたくさん入っているもの
・クッキー系

ですと、有塩でも違和感なくおいしく感じます。
また、塩はたんぱく質の凝固と関係が深いので、卵をたくさん使うお菓子では出来上がりに違いが出るものと思われます。
玉子の方については出来上がりについて具体的に比較実験していませんので、参考程度になさってください。

最後までお読みいただきありがとうございました☆彡

3月レッスンのお知らせ

一口サイズのチーズケーキを使います。
こちらにもバターを使用します♡

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