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料理をラクにするコツ

【育休中の方のご参考に】公務員だったころのご飯作りと一日のタイムスケジュール

【大阪福島】心がラクになる料理教室SUNROOM代表

レシピ案内人・整理収納アドバイザー 服部まどかです。

始めましての方はこちらをご覧ください
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今回は、前職時代のご飯作りについてです。
前職では国家公務員(省庁事務官ってやつです)をしていました。
母のように定年まで働くつもりで公務員になりましたが、夫が家事育児を全くしてくれず、実家も遠方で…挫折しました。
この辺りは、いずれまた記事にしますね。

今回はそのころのタイムスケジュール、特にごはんまわりの所要時間について書いていきたいと思います☆

ごはん以外にも、一日のタイムスケジュールなどについても書きますので、仕事復帰を控えた育休中の方のご参考になれば嬉しいです♪

ワンオペでした

公務員時代は、いわゆるワンオペでした。

今でもあまり変わっていませんが(泣)

夫は保育園の送り迎えもしてくれなし、ご飯も作ってくれないし、寝かしつけも保育園の持ち物チェックもしてくれない。休日の食糧買い出しにも付き合ってくれない。
洗濯、食器洗いもしかり。

夫の仕事が激務で、私がワンオペの間、仕事を頑張ってくれていたのであれば、まだ私も公務員を続けていたかもしれません。
でも、そうではなかった。

単に私より若干通勤時間が長くて、帰宅後や休日はゲーム、スマホ、YouTubeに時間を取りたいからワンオペになっていただけです(怒)

夫が激務のためにワンオペだったらどれだけ精神的にマシだったか…と思います。

とにかく、平日も休日も何もしてくれませんでした。

平日は保育園への送り迎えがあるため、早出もできないし残業もできない。
なので昼ご飯の時間を削って仕事してました。
時間があるときは、おにぎりを5分で食べる。そこから歯磨きして仕事。
10分で昼休憩を済ませて仕事してました。
その時間すら惜しいときは、ずっと仕事して腹ぺこで帰宅まで我慢していました。

たまに、お昼休みに夫に連絡事項があって電話しても大抵出ない。
「昼寝してたから出られなかった」とかいうのを聞いて、
「こっちは迎えのためにご飯すら食べてないのに何が昼寝だ!!」と
夫への殺意が沸いたものです。

ちなみに、公務員が暇だと思っている方…
決してそんなことはありません。
5時で帰れる人なんて、精神的に病んだあと仕事復帰して慣らし勤務みたいな位置づけの人だけです。
部署によってはホント、帰れなくて床で寝たりしてましたから。

一日のタイムスケジュール

平均的な(あんまり忙しくない)場合のタイムスケジュールです。
繁忙期でどうしても毎日残業しないと終わらない、というときは、親に無理を言って泊まり込んでもらっていた時期もありました。
また、土日出勤して(サービス出勤です((´;ω;`)ウゥゥ)何とかこなしていた時期もありました。
こんな時でも夫は買い出しも掃除も何もしてくれませんでした。

5:00       起床
5:00~6:00  洗濯機回しつつ自分の身支度、ご飯の仕込み、洗濯物を干す
6:00       子供を起こす
6:00~6:30  子供のご飯作り、登園準備
6:30~6:50  子供の着替え
6:50       子供2人連れて家を出る
7:00~7:20  開門とともに保育園に預け、ダッシュで駅へ
7:20~8:00  通勤
8:00~17:00 勤務時間
17:00~18:00ちょっと残業しつつ、迎えのため切り上げて帰る
18:00~18:50 通勤
18:50      保育園へ
19:00      帰宅
19:00~19:30 着替え、ご飯の支度
19:30~20:00 晩ごはん、そのあと動けない
20:00~20:40 お風呂
20:40~21:00 お風呂上がりの着替え、歯磨き
21:00~22:00 寝かしつけ
この後は、一緒に寝落ち、または起きれたら食器を洗っていました。
寝落ちの場合は翌朝の起床がはやくなります。

このころはホント、通勤途中の電車の中くらいしか自由時間がなかった気がします。
たいていすべてが終わって動けなくてボーっとしているころ夫が帰ってくるので、夫にはバタバタ具合が全く分かってもらえませんでした。
どこが大変なの?という感想しか持ってもらえませんでした。
またはお風呂中に帰ってきて、お風呂上りが大変なのに何も手伝ってくれず悠々と自分のご飯を食べているとか。
(私なんて、朝も夜も立ち食いだよ、と殺意が沸く毎日)

このころ、体は確実に疲れていたようで、年に2~3回、原因不明の熱が出て休んだりしていました。(大人になってから熱が出たことがほとんどなかったので、自分でも驚きでした)

幸いなことに、保育園が近かったこと、きょうだい同じ園に入れてもらえたので何とかこの綱渡りタイムスケジュールでもこなせていました。
7時にならないと保育園の門が開かず、そこから二人の持ち物を置いて、タオル掛けやら連絡帳やら熱チェックをして預け、走って駅まで行かないと電車に間に合わない。もう、保育園に預けて電車に乗った時点でかなり疲れた状態でしたね。

ご飯づくりの所要時間

上のタイムスケジュールの中からご飯作りにかけられるところを抜き出してみますと

5:00~6:00  洗濯機回しつつ自分の身支度、ご飯の仕込み
6:00~6:30  子供のご飯作り、登園準備
19:00~19:30着替え、ご飯の支度

このあたりだけです。

家に帰ってからは、とにかく早く寝かせるためにご飯作りの時間は1分でも短く。という毎日でした。

ちなみに保育園のすぐそばにスーパーがあり、どうしても疲れて無理…なときは立ち寄ってお惣菜を買って帰ることもありました。
でも、園の荷物と私のカバンで手はふさがっているし、子供たちはスーパー内で一瞬にしていなくなり探すのが苦労するし、お菓子をねだられて疲れるし(たいてい、おまけ付きの妙に高いお菓子をねだられたものです。おまけついてないものなら、割と買ってあげていました)
結局、スーパーでいろいろ苦労するくらいなら家で作ったほうが疲れないし時短だという結論になりました。

夫が帰りにお惣菜を買ってきてくれたら一番ラクだったと思いますが、子供のご飯時間には間に合わず、8時ころ(私たちがお風呂に入っている時間帯)に帰宅することが多かったので、この方法はほとんど使ったことがありませんでした。


まとめ

このように、ワンオペ共働きでご飯の支度にかけることのできる時間は、頑張っても
朝の20分程度と帰宅後の20~30分

しかありませんでした。

この限られた時間の中で、何とかご飯を作って子供に食べさせなければならない。

睡眠時間を削るという最終手段もありますが、私はあまり体力に自信がなく、上記タイムスケジュールでも熱で臥せっていたこともあるくらいでして…
とにかく、手持ち時間で何とかするしかありませんでした。

せっかく睡眠時間を削って作った料理を子供が食べてくれなかったり、こぼしてしまったりすることもあるわけです。
こんなことでイライラするより、短時間で作って子供と食事を楽しみたいと思っていました。
(この思いは今でも変わっていません)

このような経験から、私の「ご飯作りをいかに短く、ラクにするか」

という研究が始まったのでした。

(つづく)


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