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5 和食について語れるようになる

外国人と話すなら和食ネタ

和食の料理人でもないのに
和食について語る必要ある?
と思ったあなた!

外国人と接する機会があると、
和食ネタ、結構喜ばれます。

そもそも和食とは?

厚生労働省によれば、和食とは
「自然を尊ぶ」という
日本人の気質に基づいた
「食」に関する「習わし」
だそうです。

詳しくはこちら
厚生労働省のサイト

友だちの経験談を聞くと、
留学した時、「和食作れる」と
強いらしい!

私は留学経験はないですが
大学院時代
留学生が多い学部でした。

中国、韓国からの子たちは
女の子だったせいか、
色々作ってくれて
美味しかった思い出。
日本語がうまい子たちで、
普段は国籍を忘れて
普通にしゃべっていましたが、
料理の話になると
よくわからない単語も出てきて
ああやっぱり中国人だな~
などと妙に納得したものです。
コスタリカ人もいましたが
「料理したことないから無理」
と断ってましたね。
コスタリカの家庭料理、
食べてみたかったな~

外国人と話すと、なぜか自分が
「日本人代表」みたいな立場で
語るはめになることが。
そんなとき、
「和食について」語れたら
かっこいいです!

お正月に作った煮しめ

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4 名もなき家事に気付ける

夫婦円満につながります

娘の育休中、わりとまめに
育児日誌をつけていました。
それを読み返して驚くのは、
何もしていないのに
一日があっという間だったこと。
ずっと忙しいのに、書き出すと
何にもしていない。
なぜだ!

これって、やはり
「名もなき家事」のせいかも。
気付く・気付かない
やる・やらないで
多くの夫婦がバトルしている
名もなき家事。

家事というのは、
マイナスをゼロにリセットする
作業が多いもの。
だから、やらない人からしたら
気付かないのかも…

料理をしてみれば、
・ラップがなくなりそう
・麦茶が残りわずか
・ごみ箱あふれてるのに
・洗剤がなくなりそう
・スポンジ替えなきゃ
・コンロ周りが油っぽい
・換気扇油っぽい
・一口だけ残ったおかずの処理
・油っぽいお皿を重ねない
・食洗器の残菜フィルターそうじ
・ディスポーザーのぬめり取り

などなどの
「名もなき家事」に気付けます。

見て見ぬふりをして
あなたをイラつかせる夫

もしかしたら、
料理させれば
気付いてくれるかも⁈

積み重ねが大きな溝を生む家事

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3 キャンプで活躍できる

普段とのギャップに萌えるか萎えるか

家に人を招くのが好きな
一部の人を除いて、
家族以外の他人が料理する姿を
目にする機会は少ないですよね。

だから、
キャンプやBBQは貴重なのです。
普段の仕事姿や学校での姿とは
違った一面が見られて面白い。

怖い上司が意外と料理上手!
お局として君臨するお姉さまが
新人のお兄ちゃんより手つきが
悪かったり…

良い意味でギャップ萌え?
または萎えさせるか…

なんだかんだ、
キャンプで手際がよい人は
信頼できる気がします。

河川敷で掘った野蒜の天ぷら

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46 モテる

53 友達ができる

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2 話題が豊富になる

話題に困ったら料理ネタ

料理が好きでよかった!
と思えることの一つが
話の引き出しが増えたこと。

日常的に料理をしていると、
・食材のこと
・好き嫌い
・物価の話題
・いいお店情報
・季節の話題
・お買いもの情報
・ひとことレシピ

などなど…
話の引き出しが増えます。

まだ親しくなっていない人と
お話しする場合、
地雷を踏みたくないですよね。

そんなとき、料理ネタだと
わりと気軽に、幅広く
お話しできる気がします。

ここからは私の体験談ですが
前職の公務員時代には
転勤が多いところで、
(2~3年ごと異動でした)
出会いと別れの繰り返しでした。
歓迎会、送別会も
頻繁だったので
初対面の人との会話ネタが
必要だったんです。

そんな時に、料理ネタは
重宝でしたね。
何せ異動が多いので
単身赴任の人や
地方出身者も多くて。
こんな人たちとの会話では
やっぱり、料理ネタは
重宝しました。

40代になって初めての
単身赴任、初めての自炊の人。
秋田のド田舎から出てきた人。
いろんな人がいましたが、
やっぱり慣れない土地で
毎日の料理をしていくのは
大変なもの。
いろんな苦労話が聞けて
おもしろかったです。

私の場合、どちらかというと
おっちゃん達の
体験談の聞き役でした!
知らないことも多くて、
「日本は広いな~」と
感動したものです。

ちなみに。
料理ネタ意外では
「○○さん知ってる?」とか
「スポーツネタ」が多かった!
運動音痴で、弓道部だった私。
弓道経験者は少なく、
スポーツネタではあまり
盛り上げられなかったので、
料理ネタがあってよかった~

慣れない方との会話に困ったら
料理ネタ
試してみてくださいね。

頂いたレモンを漬けてみました

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料理をラクにするコツ

1 子供でも歳を重ねても

料理のよいところは
いつでもだれでも始められる
ところだと思います。
子供の頃からでもできるし
歳を重ねてからでも始められる。

とはいえ
子供の料理と大人の料理は違う。
どんなところが違うのか、
ちょっと考えてみました。

子供料理

子供が料理するきっかけは
・小学校の調理実習が楽しかった
・お母さんのまねしてやってみたい
・絵本や動画で見て楽しそうだから

興味、好奇心から「料理してみたい」
と思うようです。

楽しい・おもしろい
積極的な気持ちで取り組みます。

本人にやる気があり、楽しめると
上達も早いし
「上手にできた」
「やり遂げた」と
自信にもつながります。

しかし
子供料理にはムズカシイ面も。
お家で親が子供に教えるのは
やっぱり大変なんですよ…

・大人より何倍も時間がかかる
・包丁遣いを教えるのが大変
・気が散って途中でやめてしまう
・買い物、後片付けが大変
・レシピ選びが難しい

などなど。

親の立場としては
「やる気のある今!」
でも教えるとなると及び腰に…

これが多くの方の実情です。

子供のやる気があるうちに!
だけど自分が教えるのはしんどい

という理由がきっかけで
当店が選ばれています。

この集中力をご覧ください!

大人料理

成長してから料理を始めるのは
・ひとり暮らしを始めたから
・妻がつわりで料理できない
・筋トレメニューを作りたい
・アウトドアで料理したい

などなど。
大人の場合「必要に迫られて」
が主な理由になります。

ちなみに、
毎日料理している方が
料理教室に通われる理由は
・時間がない
・家事と仕事を両立したい
・いまさら聞けない
・褒められる料理を作りたい

などなど。

一通り作れるが、
現状に不満があって何とかしたい

現状を変えたい、何とかしたい!
目的がはっきりした方が多い。
目的がはっきりした方は
やはり、上達が早いです。

当店では
・時間がない
・家事と仕事を両立したい

かた向けのレッスンに特化。

マンツーマンレッスンでは
他の生徒に気兼ねなく聞ける
ところがメリットです。

仕事の後でも作れる疲れない料理

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32 奥が深くはまれる

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料理をラクにするコツ

料理のよい点100選

面倒だけど料理が好き

1 子供でも歳を重ねてからでも始められる

2 話題が豊富になる

3 キャンプで活躍できる

4 名もなき家事に気付ける

5 和食について語れるようになる

6 自分の手際のよさに酔える

7 調理実習の時間を楽しめる

8 けがが減る

9 段取り上手になれる

10 嫌いなものが減る

11 食材カットが気持ちいい

12 マイレシピを作り出せる

13 手持ちの道具で始められる

14 つまみ食いできる

15 わが家の思い出の味が生まれる

16 食中毒から身を守れる

17 自分を労われるようになる

18 食レポがうまくなる

19 想像力豊かになれる

20 買い物上手になれる

21 生活習慣病予防ができる

22 洗い物がらくになる

23 子供のひとり暮らしが安心

24 カッコいい

25 時間にシビアになれる

26 台所が散らからなくなる

27 食事マナーで恥をかかない

28 リタイア後でも始められる

29 味覚音痴でもうまくなれる

30 お店の味をまねできる

31 「好きな味」を追求できる

32 奥が深くはまれる

33 日本各地や外国文化に興味がわく

34 必要な時必要なだけ作れる

35 思いやりの心が育つ

36 親子の会話が増える

37 結婚を考えている人のリトマス紙

38 料理ができるとほめられる

39 便秘が防げる

40 頭がよくなる

41 子供の得意げな顔がかわいい

42 よい道具は長持ちする

43 鍋を集める楽しみができる

44 デパ地下がもっと楽しくなる

45 「あぶない」がわかる

46 モテる

47 家族が喜ぶとうれしくなる

48 レシピ検索の時間が減る

49 遠足ピクニックが楽しくなる

50 まな板が愛おしくなる

51 ストレス発散になる

52 家族の体調不良に気付ける

53 友達ができる

54 労わりあえる

55 夫婦げんかが減る

56 自然に感謝できる

57 季節の移ろいを楽しめる

58 調味料集めが楽しくなる

59 子供の食が進むとうれしくなる

60 お値打ち食材が選べるようになる

61 体調に合わせた料理が作れる

62 お手伝いでほめられる

63 おにぎりで心が動かせる

64 食材ロスを減らせる

65 包丁なしでも作れる

66 時間がなくても作れる

67 頭の体操になる

68 責任感が身に付く

69 レシピを見ずに作れる

70 先生との会話を楽しめる

71 キッチングッズ選びが楽しめる

72 地理に詳しくなる

73 作り手に感謝できるようになる

74 外食がもっと楽しくなる

75 褒められるのがうれしくなる

76 相手が喜ぶ料理を作れる

77 時間が節約できる

78 食べて元気になるものを作れる

79 手の万能さに気付ける

80 食費を抑えられる

81 胃袋をつかめる

82 残さず食べるようになる

83 計算が速くなる

84 サバイバル能力がアップする

85 レシピを自分に合わせられる

86 台所が好きになる

87 趣味欄記入で困らなくなる

88 食器回りがおしゃれになる

89 旅先での食がもっと楽しくなる

90 留学先で和食が作れると得する

91 自宅で楽しめる

92 レパートリーが無限大になる

93 子供の誕生日会が盛り上がる

94 フライパンが長持ちする

95 使い切る気持ちよさが味わえる

96 買い物を任せられるようになる

97 とことん凝れるしとことんかんたんにできる

98 パパの料理を楽しめる

99 家事への不満が減る

100 家をもっと好きになる

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その他 料理をラクにするコツ

レシピの発想法 給食でおいしかったもの20230627 

子どもたちの会話をヒントに

「時短」「かんたん」な料理は検索すればたくさんでてくるけれど、
どういう考え方をして、どうやって作ったら「時短」「かんたん」になるのか。
なおかつ、メニューが思い浮かばないときどんな発想でもって「あるメニュー」にたどり着いているのか。
その発想の過程を書いてあるものって、少ないんじゃないかしら。

「時短」「かんたん」という結果だけを知るのではなく、その結果に至るまでに考えたことを書いていこうというのがこのブログシリーズの動機です。


といっても、わたしも時間のない人間のうちのひとり。
発想の過程といっても大して時間をかけているわけではなくぱぱっと短時間で思いついたことばかり。
慣れれば、ほんとに短時間でできる。

このブログを読んで「レシピの発想法」をなぞることで、検索に頼らずご飯を作ることができるになるお役に立てればうれしいです。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

この日作ったもののヒントになったのは学校給食で出たすき焼き。
年子の我が子たちは同じ小学校に通っているので、同じメニューを食べています。
会話を聞いてたら
「学校のすき焼きおいしいよね~」
「しらたきがうまいのよ」
ホウホウ。
しらたきが好きなのか!!
母さん、知らなかったわ(笑)

というわけで、給食から子供たちの好みを知った母でした。
いろんな食材やメニューを子供たちに覚えさせてくれる給食ありがたやと感謝しました。

ちなみに、しらたきと糸こんにゃくのちがいは?と思った方!
下記資料からみると、地域によって呼び名が違うだけ。
結論から言うとおなじ
みたいですよ。

こんにゃく自体は平安時代から食べられていた記録があるそうですが、しらたきと糸こんにゃくがはじめて製造されたのは、江戸時代になってからです。
関東で生まれたものがしらたき、関西で生まれたものが糸こんにゃくです。当時は、それぞれの製造工程も違っていました。
関東のしらたきは、固まる前のこんにゃくを筒に入れて、ところてんのように穴から押し出し、湯でゆで固めて作りました。このとき、穴から糸のようなこんにゃくが湯の中に押し出されていく様子が、白い滝のように見えたことから、しらたきと呼ばれるようになったといわれています。
一方、関西の糸こんにゃくは、固まった板状のこんにゃくを糸状に細く切って作られたものでした。

https://erecipe.woman.excite.co.jp/article/E1596439239400/

レシピ発想のポイント

ではここから、発想のポイントを書いていきます。
今回ご注目いただきたいポイントとなるのは
「家にあるもので再現するとき考えること」です。

ポイント1 外せない食材を決める

今回の例では子どもがしらたきがうまい!という理由からすき焼き風のメニューを作ることにしたので、しらたきはマストですね。
もししらたきがなかったら「こんなの違う!」と言われることでしょう(泣)
こればかりは代用せず、ある時に作ってください。

ポイント2 おいしく感じたポイントを聞く

子供のイメージに近づけるには、やはり子供がどう感じたか、どこがおいしかったのかということを聞いてそこだけ外さないようにすれば満足感が高まるかと思います。
ポイント1で書いたようにしらたきをつかうことは当然として、もう一つのポイントは「牛肉が甘辛いところがおいしい」というところだったようです。
牛肉を使うこと、甘辛い味付けにすること。という方針を決めました。

ポイント3 ポイントだけおさえて!完璧は目指さない

給食で出たものを全く同じように再現するのは難しいです。
(肉の部位も分からないし、作ってる分量も家庭とは違うし)
やっぱり、完コピしようとすると買い出しから行かねばならず、かつこんなの違う~などと言われたらショック。
完璧をめざすのは疲れるので、要所のみ押さえてあとは冷蔵庫にあるものでつくるのが疲れず作るコツですよね。
子供に「なんか違う~」と言われたら「そうかしら?」といっておけばよろしい(笑)

レシピはこちら


しらたきのすき焼き風

(4人分)
・牛ひき肉  250g
・しらたき一袋(今回のものは正味180g)
・酒、しょうゆ、赤酒(又はみりん)各50ml
・ねぎ  好きなだけ

作り方
①鍋を熱し、油をしいてしらたきを炒める。しらたきの水分を抜く気持で炒めます。ちなみに、今回使ったのは「あく抜き不要」というしらたき。パッケージはよく読むことをお勧めします。不要なあく抜きをして、時間を無駄にするのはいやですからね。
ざるで水を切ったらざるのなかでキッチンバサミをつかって適当に切り、鍋に入れれば包丁とまな板を使わず完成するメニューです。
ねぎもはさみで切りました。

②しらたきの水けがすくなくなったな、というタイミングで肉と調味料をすべて入れ、肉をほぐします。火が通って好みのに詰まり具合まで煮詰めたらさいごにねぎを入れてこれまた好みの具合まで火をとおす。
(肉を炒めてから調味液を加えるとひき肉ということもあってパサつきがち。肉に火が通る前の段階で調味液を加えてふっくら煮ます。)

こちらの分量だと、ちょっと味付けが濃いめです。生卵と合わせて食べることを想定して濃いめになっております。
お好みでしょうゆを減らしたり、甘いのが良い方は砂糖をくわえたりはたまたしょうがを加えたり。
好みのアレンジで作ってみてくださいね。

牛ひき肉は、コストコで買った赤身88%というひき肉です。
脂が多いひき肉は冷えたとき固まるのがいやだし、しつこいので赤身多めのものを愛用しています。

おわりに

今回も私が晩ごはんでどんなことを考えてある日の献立にたどり着いているのかを記してみました。

素材は基本的に近所で買えるもの、冷蔵庫にあるもので。
時間をかけずに悩まずつくる。
こんな姿勢で毎日ごはんをつくっています。
よかったら今後もチェックしてみてね。

当店のHP、インスタグラムなどはこちら

https://linktr.ee/SUNROO

「料理の文法」を身に付けて検索せずに、手早く毎日のごはんを作れるようになるオンラインレッスンを開催中。
育休中のかたで復帰後のご飯作りに不安がある方、料理が苦痛な方、とにかく時間がないけど健康を考えて自分で作りたい、子育て中の方。
こんな方のお悩みに寄り添えるレッスンにしていきたいと思って始めました。
ご興味ある方はHPのお問い合わせフォームよりご連絡お待ちしております。

https://www.sunroomcooking.com/

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レッスン 料理をラクにするコツ

レシピの発想法 コールラビの浅漬け20230623

レシピ発想法シリーズのきっかけ

友人と話していて
「毎日のごはんづくりで、献立をどうやって決めているか」
という話題になった。

私の場合、毎日思いつきで冷蔵庫にあるものでつくるということの連続で、レシピ検索はほぼしない。

友人によると、「思いつきでって言っても、その「思いつきが思いつかないのよ!」とのこと。

まいにち家で作って食べるごはんで、悩む人と、悩まない人の違いは何なのか。

中には時間が有り余っていて、ご飯作りが楽しくてしかたない!一日中キッチンにいるのが幸せ。という奇特な方もおられるかもしれないが…
皆さん基本的にお忙しいので、毎日のごはんではレシピもその結果作られる料理も、「時短」「かんたん」が求められている。

「時短」「かんたん」な料理は検索すればたくさんでてくるけれど、
どういう考え方をして、どうやって作ったら「時短」「かんたん」になるのか。その発想の過程を書いてあるものって、少ないんじゃないかしら。

「時短」「かんたん」という結果だけを知るのではなく、その結果に至るまでに考えたことを書いていこうというのがこのブログシリーズの動機です。


といっても、わたしも時間のない人間のうちのひとり。
発想の過程といっても大して時間をかけているわけではなくぱぱっと短時間で思いついたことばかり。
慣れれば、ほんとに短時間でできる。

このブログを読んで「レシピの発想法」をなぞることで、検索に頼らずご飯を作ることができるになるお役に立てればうれしいです。

コールラビ

今日ご紹介するのはコールラビの浅漬け。

初回から、「なんだそれ⁈」という食材。
コールラビの存在を知ったのは去年のこと。わたしのインスタグラムで「かぶらってスキレットで焼いただけですごくおいしいよね。」というのを紹介したところ、
「コールラビを焼いたのもすごくおいしいよ」というメッセージをいただき、初めて知りました。
ちなみにコメントくださったお姉さまは、英語が堪能で人生経験豊かなとってもすてきな方です。
以前、イタリア野菜「プンタレッラ」についてもコメントくださったことがありました。

そんなこんなでコールラビの名前は知りましたが、そのシーズンは近くのお店で発見することができませんでした。
幸いにも梅田のステーションシティ上にある「天空の農園」で、育てられている姿を見ることはできたんですけどね。

そして今シーズン。
やっと、手に入れることができました!
ちなみに、普段通っている近所の店で。
コールラビの旬は年に2回あるようで、10月~12月の晩秋と6~7月の初夏が旬のようです。まさに今が旬。
旬については下記リンクの情報を参考にしました。

https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/vegitable/Kohlrabi.htm

レシピ発想法

ではここから、発想法を書いていきます。
今回ご注目いただきたいポイントとなるのは
「なじみのない食材を使って、どうやって発想するのか」
というところ。

ポイント1 知っている食材から類推する

今回使ったコールラビは、かぶの話題で出てきたところから「たぶんアブラナ科だろうな」と。調べたら案の定アブラナ科でした。
アブラナ科の食材といえば
・かぶ
・だいこん
・キャベツ
・ブロッコリー

これらの食材を見たら、未知の食材でも「アブラナ科」というだけでなんとなく味や調理法が想像できる気がしませんか?

ポイント2 生食できるか

かんたん、早いということを考えてつくる場合、「生でたべられるかどうか」というのは大きなポイントだと思うんです。
生で食べられる食材なら加熱する時間が省けるし、生焼けの心配をしなくてよいから気軽に料理できます。
また、野菜は、あく抜きが結構めんどうだったりするもの。
生で食べられるというのはあく抜きの手間も不要というわけで、「ちょっと野菜が足りない、1品付け加えるか」というばあいにも気軽にプラスしやすいかな~と思います。
生食できるか、できないか。食材を買うとき、こんな点にも注目してみるのもおすすめですよ~

ポイント3 水分コントロール

「水分コントロールは料理の仕上がりを左右する大事なポイントだ!!」というのを、わたしは常々言っております。
味付けとかいうけれども、調味料による味付け以前に料理の仕上がりを適切な水分量にコントロールすることで料理の仕上がりレベルってかなり違ってくるのではないかと思っています。
出来上がりが水っぽくて味が薄い。逆に水分がなくパサパサで食べにくい。
こんな仕上がりは、水分コントロールの失敗によるものですね。
というわけで水分コントロール、気にしながら料理してみて下さいね。

今回、コールラビを生で食べたときに感じられる独特の気持ちよい歯触りをいかしたいのと手間がかからないという理由で生で食べることに。

また、「かんたん酢に漬けて、ピクルスにするとおいしいよ~」というのを前述のお姉さまに教えていただきました。
ピクルスか!梅雨のじめッとした空気の中、ピクルスの酸味にはとても心惹かれるものがありました。コールラビ特有の歯触りも楽しめそうだし。

生で食べる、とくに酢を使って漬物にするときには、浸透圧を利用して野菜の水分を出してあげて、そこに調味液をしみこませることが必要です。
でないと、酢の味がぼやけた漬物になってしまう。
とはいえ一度塩もみして水分を出してから改めて酢に漬けるのはめんどう。
今回は、しょうゆと白梅酢(うめぼしをつけるときに上がってくる水分。梅の果汁と塩が合わさったものだから塩分たっぷり)の塩分を使って、コールラビに含まれる水分を抜いていくことにしました。

レシピはこちら

コールラビの浅漬け(作りやすい分量)
・コールラビ   1個
・しょうゆ    おおさじ1
・白梅酢     おおさじ1
・酢       おおさじ2

作り方
コールラビは皮をむき拍子切りにする。注意点は、コールラビの下の方には硬くて太い筋がある場合も。発見したら厚めに皮をむくことで筋を取っておきます。
ビニール袋などにすべてを入れ、袋の上から少しだけ手でもんでなじませます。
ご飯のしたくの最初に仕込んで、「いただきます」のときにはもうたべられます。
ビンに漬けると、どうしても漬け汁が沢山必要になる。調味料がもったいないので、少量のつけ汁でも全体に回りやすいようにビニール袋に入れて漬けています。

翌日までおくとちょっとしょうゆ味がきつく感じるかもしれません。どちらかというと作ってすぐ食べる場合にちょうど良い味付けにしています。

いまはちょうど梅しごとの時期なので白梅酢を使いましたが、ない方は塩と酢を増やすことで代用してください。
酸っぱいのが好きな方はさらに梅肉を入れたり、風味付けをしたい方はごま油たらしてちょっと中華風にしても良いし。酢の一部をレモン汁にしてみてもいいし。酸味が効いた浅漬けなので、口がさっぱりします。脂っこい食事のときにこれがあったら箸休めとしてうれしいですよ。
上記のレシピを元に色々試してみてね。

おわりに

初回は、コールラビというちょっとレアな食材を使ってしまいましたが、私が晩ごはんでどんなことを考えてある日の献立にたどり着いているのかを記してみました。
しばらくこのシリーズ、続けてみようかと思っています。
素材は基本的に近所で買えるもの、冷蔵庫にあるもので。
時間をかけずに悩まずつくる。
こんな姿勢で毎日ごはんをつくっています。
よかったら今後もチェックしてみてくださいね。

当店のHPはこちら

https://www.sunroomcooking.com/

「料理の文法」を身に付けて検索せずに、手早く毎日のごはんを作れるようになるオンラインレッスンを開催中。
育休中のかたで復帰後のご飯作りに不安がある方、料理が苦痛な方、とにかく時間がないけど健康を考えて自分で作りたい、子育て中の方。
こんな方のお悩みに寄り添えるレッスンにしていきたいと思って始めました。
ご興味ある方はHPのお問い合わせフォームよりご連絡お待ちしております。



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子供料理教室6回コース途中参加について

3月からスタートの子供料理教室6回コース。
今月、6月のレッスンで4回目を迎えます。

こちらのコースは、6回連続で受講していただくことで、せっかくご参加いただいたレッスンを単発レッスンにありがちな「楽しかった!」で終わらせず、料理をつうじて集中力や時間感覚、危険を予測する力を養っていくことを目的としております。

そのため、基本的に「6回まとめて」お申込みいただくようお願いしておりました。

しかしながら、ありがたいことに途中からご参加いただきたいというお問い合わせもぽつぽつといただいている状況。
ありがとうございます。

今回、3月にスタートしたものを仮に「シーズン1」としますと、「シーズン2」は9月からのご案内になってしまいます。

子供の成長は早いもので、3ヵ月、4ヵ月お待ちいただくのは子供にとって長すぎる!という考えから、シーズン途中でのご参加も承ることにいたしました。

現在行っているシーズン1では、「包丁遣い」だったり「スライサーやピーラーの使い方」だったり「フライパンの使い方」だったり、どちらかというと「道具の基本的な使い方に慣れる」ことをメインのテーマにしながら、集中力や時間感覚、危険を予測する力を養っていくことをめざしております。

対して、つぎのシーズン2では(いまのところ)旬の食材をメインテーマにして行っていくつもり。

ですのでシーズン1に途中からご参加いただく場合、
【6月スタート】
6,7,8月の3回連続でご受講いただく


【7月スタート】
7,8月の2回連続でご受講いただく

【8月スタート】
8月みご受講いただく

かたちとなり、シーズン2へは改めてお申込みいただくかたちとなります。

どの回からお申込みいただいても、入会金などは頂いておりませんのでご安心ください。

6月、7月、8月という途中からご参加の方のメリットとしては
「お試し的にレッスンを受けられる」こと。

こちらの6回コースでは終了までの回数×3500円(1回あたりの代金)をまとめてお支払いいただいております。

「いきなり6回申し込んで合わなかったらどうしよう?」と不安な方は6月、7月、8月のお申込みの場合お試し的に、よりお気軽にレッスンを体験していただくことができるかと存じます。

シーズン1の今後月ごとのテーマは
6月 フライパンの使い方
7月 夏の麺料理
8月 お弁当作りで学ぶ食中毒対策

を予定しております。

下の写真は
4月テーマ:電子レンジを使って
5月テーマ:取扱注意の道具を使って
の写真です。

このように、テーマに沿って毎月3~4品作っています。

こちらでご紹介した子供料理教室6回コースは毎月最終土日に行っております。
午前と午後がありますのでご都合のよい時間帯をお選びくださいませ。
6月、7月、8月のコースへのお申し込みはホームページのお問い合わせフォームよりお待ちしております。


最後までお読みくださりありがとうございました。

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レッスンレポート

子供料理5月レッスンレポ

3月スタートの子供料理教室6回コース。

今月のテーマは「取扱注意の道具を使って」でした。

スライサー、ピーラー、おろし金など
便利だけれどけがの恐れのある道具を
使う練習をしました。
他にも「しりしり器」を使いました!

ピーラーを家で使ってけがしたときの
体験談を話してくれた子も。
そういう実体験、とっても大事です。

レッスンは「けがをしやすい部分」について説明してからスタート。
指先を意識しながら進めました。

にんじんやごぼうといった硬めの根菜にはちょっとてこずりましたが
みんな頑張ってくれました。
トマトのすりおろしは力加減が難しかった!
先に力を入れる根菜を扱ったので、同じ調子でやるとトマトがつぶれてしまうんです…
でもすぐにみんなコツをつかんでいましたよ😊

最後にみんなで記念撮影


キラキラな笑顔に癒されました!
ありがとうございました。



来月のテーマは「フライパン」です。
身近でありながら、意外と知らないフライパンの使い方。
フライパンを使った料理をご紹介します!

フライパン料理はただいま試作中。
詳細は今しばらくお待ちくださいませ。


※※※※※※※※※※

子供料理教室6回コースは毎月最終土日の開催となります。
来月以降のご参加お問い合わせはお手数ですがHPのお問い合わせフォームよりお待ちしております。

お客様のお声更新しました

HP内に設置している「お客様のお声」
こちらは随時更新しております。
良かったら覗いてみてくださいね。